クリスマスの夜、女子寮の玄関先で子供たちが讃美歌を唄う。
天使の歌声にヒロインは、ほほ笑みながら聴き入る。
その頃、2階ではアイスピックが振り下ろされていた!!
原題はブラッククリスマス
「暗闇にベルが鳴る」ボブ・クラーク監督 1974年
オリビア・ハッセー マーゴット・キダー キア・デュリア(画像お借りしました)

きよしこの夜の合唱で始まるスリラー映画です。
ホワイトクリスマスと真逆のタイトル♪ 良い原題だなぁ(^^)


ぜひぜひ字幕でご覧になってくださいね。
日本語吹き替えでは、ずいぶんマイルドな日本語表現になっており、
犯人の下品&変態性半減してしまいます。
マーゴット・キダーさんの台詞の破廉恥さ!(笑)
そして、キア・デュリアさんの神経質なムードがいいですよ。
※バニーレークは行方不明、2001年宇宙の旅に出演

【あらすじ】
女子寮で一人の学生が行方不明に。
最近、少女の失踪事件が起こったばかり。
不気味な電話が頻繁にかかるようになり、エスカレートしてゆく。

【感想】
「また例の気持ち悪い電話だわ」
女子寮のホールに、学生たちが集まってくる。

イタズラ電話を楽しんでいる男の声。
卑猥な性描写とあえぎ声に、女子大生たちが怪訝そうな表情。
でも、興味深々
じっと耳をそばだてる。ついつい煽ってしまう。
現代っ子の危うい感じが漂います。

クリスマスのイルミネーションが灯るクラシックな女子寮なのに
内装はかなり悪趣味きわどいんです。

田舎娘でオクテといわれる学生の部屋には、
男女のポスター・老女が中指を立てるポスター。
寮母さんがあわてて隠します(笑)

窓には、毒々しいのサイケデリックな柄のカーテン。
赤いケシの花が飾られて。。
親が眉をひそめるような空間なんです。

奔放な女性たちの心の奥を表現しているようです。



寮母さんがヤケ酒をあおりながらぼやきます。
「アルコール、男・・・
 風紀の乱れをなんでもかんでも、こっちのせいにされちゃたまらない。
 勝手にやってるんだもの。」
ある時から、電話の内容がわるんです。



この展開が面白い!
受話器から聞こえるのは3人の人格。
ビリー、アグネス、おかあさん。
交互に入れ替わり、悪態、悲鳴・・・

「アグネス、僕とママに正直に話さなきゃダメだ!」
「ビリー、あんたがやったんだね。」
赤ん坊を腫物みたいに・・・・」

多重人格の声に思わず、引き込まれます。
ヒロインのセーターの柄が独特で面白いですねぇ(^_-)
手と手の間にハートがあるデザイン。

声の主は、いったい誰なのか?
かけてきた人物の過去になにがあったのか、
トラウマとなった事件を想像する楽しさ♪

警察の逆探知、電話のベル受話器を握りしめるヒロイン。

寮の前で警察の車が警護しているし、自警団の見回りもある、
彼氏も最初の電話のときは、一緒にいたから犯人のはずないわ。

きっと大丈夫・・・

ヒロインは助かったのか、、それとも。。

ラストシーンが痺れますねぇ。

※2018年12月の記事を再編集しました。