娘のドキュメンタリー映画感想です。
ありのままの自分を受け入れないことは、
自分自身に対する最大の暴力だ。
みなさんは鬱という漢字の意味を知っていますか?
「鬱病」「憂鬱」マイナスのイメージが強い漢字。
「鬱病」「憂鬱」マイナスのイメージが強い漢字。
でも、本来の意味はさかんなさま。
生命力溢れる木々が生い茂る、
という意味です。
鬱病になる人は
もともと意欲的でポジティブな人が多いです。
しかし、うつ病ふくめ精神疾患を
理解できない人がいる。
私は思い込んでいた。
私がかかったうつ病を
理解できないのは、
愛が足りないせいだ、と。
そうじゃないことが、今作を観て分かった。
「いろとりどりの親子」
レイチェル・ドレッツィン監督
2018年
「この映画から
幸せのおすそ分けをもらったよ。
苦しみや悩みも含めた
幸福のかたちが描かれている。
愛があるからこそ予期せぬことに驚き葛藤する。
この映画は社会批判とか
そんな表面的なことじゃない」
【娘の感想】
私の父も祖母も、
もともと誰か(社会)に植え付けられた
偏見や固定観念がある。
(みんなあるよね。)
障害や病気は不幸だ
というレッテルを
一度貼ってしまうと、
はがすのに苦労する。
自分の心の中の偏見と向き合うことができない。
精一杯なんだろうけど、すごく寂しくなります。
だから
ドキュメンタリー映画
ぼくと魔法の言葉たちの
オーウェンが羨ましかった。
自閉症のオーウェンとコミュニケーションをとるために
彼のお父さんがしたこと。
それは
ディズニーキャラクター
になりきって話しかけること・・・。
わたしがどれだけ話しても働きかけても、
わたしの父は理解してくれない。
オーウェンはあんなふうに
寄り添ってもらえるなんて羨ましいな。
悔しいやらもどかしいやら、複雑でした。
でも・・・
愛と受容は同じじゃない
そう語るのは
「いろとりどりの親子」著者・アンドリューさん。
ゲイであることを受け入れてもらえなかったのだから、
自分は両親に愛されていないんだと感じていた彼。
しかし、たくさんの親子を通して、
「理解できなくても愛している」
という親の気持ちがわかったと言います。
そうなんだなぁ。
頷きながら気持ちがどんどん溢れます。
「愛そうとしなくても
愛さずにはいられない。
愛情が湧き上がってくるの。」
と涙ながらに。
頭で考えるより、
もっとずっと深いんだなぁ、愛は。
「ひとりはみんなのために、
みんなはひとりのために」
拳を重ねる仲良し三人組。
「体が不自由だと、精神的にも不自由だと思われるんだよ。
俺は悩みなんて一つもないのに。」
笑う哲学者。
「症状を改善するなんて?!
わたしはわたしよ!
今のわたしがいいの。」
胸を張る女性。
結婚式のスピーチ、
息子に贈る父のことば。
スクリーンを見つめながら、
スクリーンを見つめながら、
このあたたかさに、
初めからおわりまで涙が止まりません。
幸せの形は無限にある。
幸せの形は無限にある。







