サントラ欲しい~って
思ったよ」
嗚咽もらすほど泣いてた。
いやぁ~わかるなぁ。監督のオリジナル脚本が本当に素晴らしくて。
青春モノと思えないほど、
内容が深い。
宗教、病気、障害、恋愛、家族・・・
いろんな問題が2時間に盛り込まれている。
ユーモアや悲しみで
あざやかにまとまったラストシーン。
たくさんの人が
見たらいいなぁ
と思う、ほんとうに素晴らしい作品!
高校の音楽コンクールタレンタイム。
決勝に進んだ7人の生徒は、マレー系やインド系、中国系。
違う言葉、異なる宗教、様々な音楽。
多民族多文化のなかで
若者が越える壁、越えられない壁。
これがこの物語のテーマだって感じた。
私の一押しキャラはハフィズ。
本当にお母さん想いの優しい青年なんです。 
たった一人の家族である母は脳腫瘍で入院中。
勉強とコンクールの稽古の合間に病院を訪れます。
タレンタイムで優勝すると賞金がもらえる。
ハフィズは優勝して、そのお金を
母の治療費にあてようと思っている。
すると、お母さんが言います。
「あなたはそう思ってるかもしれないけど、
私はあなたがいてくれたらいい。
あなたの幸せが一番なのよ」
大会の直前、お母さんが亡くなる。
先生たちはハフィズは欠場だろう
とウワサしていました。
しかし、ハフィズは出場。
「お母さんとの約束を果たすために
この舞台に立ちました」
ギターを片手に、
お母さんをしのぶ自作の歌をうたう。
ハフィズの歌を舞台袖で聴いていた
二胡奏者カーホウ。
彼はハフィズに劣等感を抱き、
一方的に嫌っていた。
親の期待と重圧のために、
成績にこだわる中国人のカーホウ。
けれど、彼の心の中でなにかが溶けた。ハフィズの歌に
カーホウの二胡の音が重なる。
歌声がカーホウの心を溶かした瞬間、
即興セッションが誕生する。
そして、強く抱き合う2人。
ハフィズのお母さんが二人の心を繋いだのかな。
学生だけでなく、
家族の苦悩にも焦点をあてているから
苦しいことがあればあるほど
命が輝いていると思えた。
その輝きがある瞬間、
人は成長するんだなぁ・・・って。
皆それぞれ、抱える苦しみは違うけれど
その中でなんとか生きている。
そんな彼らにはきっと何か得るものがある。
この物語の最初から最後まで
ドビュッシーの月の光が流れる。
彼女は夫と子供を亡くしていた。
苦しみを知る彼女が弾くからこそ、








