言いたいヤツには言わせておけ。


頭脳明晰で心温かい消防士チャーリー。

皆に慕われ、街の人気者。

そんな彼にはコンプレックスがある。

それは巨大な鼻

片思いの彼女から

恋のキューピッド役を頼まれ、

アガリ症のハンサム男をサポートすることに!

ハンサム男×賢い男
2人のコンプレックス男子が
コンビを組んでアプローチ!
果たして、チャーリーの恋の結末は・・・

「愛しのロクサーヌ」
フレッド・スケピシ監督1987年
スティーブ・マーティン
ダリル・ハンナ
(画像お借りしました)


娘が友人から頼まれたそうです。

「王道の恋愛映画じゃないものがみたい。
『タイタニック』とかじゃなくて、
面白くてちょっとクセの強いもの。
オススメの作品、教えて!」

そこで選んだのが
「恋はデジャ・ブ」「愛しのロクサーヌ」
など自己肯定感系。


大抵の人は、自分の中に劣等感を持っていて

「こうだったらいいのに」
「あんな風になりたい」
「苦手なことを克服できたらなぁ」

って、考えますよね。

そんな私たちを元気づけてくれる1本です(*^_^*)

【感想】

コンプレックスを持つ人がいっぱい!

屋根にあがっておりてこない少年ピーター。


太った体格を学校でいじられ、ふさぎこんでいたむっ

説得に向かう消防士チャーリー。

でも、彼の気持ちを汲んで

「悪口を言うヤツは言わせておけ。クソ野郎だパンチ!
 もう少し、ここにいようチョキ

気持ちに寄り添うんですね。



居酒屋ビールでからまれるチャーリー。

酔っ払いから

「デカ鼻」と笑われ、いじられる。
バーにいる客たちに緊張が走るえっ

凍りつく叫び

おい、言っちゃったよ

ヤバイよ。やばいよあせる


さぁ、どうなる?
取っ組み合いの喧嘩でもはじまるのか?
彼はユーモアを武器
たたかいますねぇ(´▽`)

20個自虐フレーズ

ほんとうに見事!!


発想力、表現力、語彙力の豊富さが素晴らしい!


羨望編

「鼻が大きくてうらやましい。

耳の匂いがかげる!」


時間編

「鼻は着いているのに君は15分遅刻だ。」


お世辞編

「小鳥の止まり木に最適ですよ。」



宗教・哲学・科学・・・色んなジャンルのユーモア
酔っ払いを圧倒するチャーリー。


店の中は爆笑に次ぐ爆笑
拍手声援

場内のみんなが彼の味方になっていく。

「今、いくつ目だ?」


「14個目だよ!」


「15、16、17、18、19・・・」


客全員がカウントをはじめます。


この痛快さ!

たまりません(≡^∇^≡)

でも時には
劣等感を解消したくなることも

鼻にお化粧で影をつけ、
小さくみえるように工夫したり
美容外科で
鼻見本カードを
顔にあてるチャーリー。

鏡にうつる自分の姿をせつなそうに眺める。

そんなチャーリーと対照的なのが、
あがり症のクリス。

外見はかっこいいけれど
極度のあがり症。
文才もセンスもない
自分にコンプレックスを抱えている。
そんな凸凹男性2人が繰り広げる
恋のアプローチドキドキ


彼女にバレるか、バレないか、

ドキドキハラハラの奮闘劇。

面白おかしいやりとりの連続♪

劣等感って、

向上心や成長に欠かせないものなんだなぁ~って。

ほっこりする物語です。



※2018年6月の記事を再編集しました