なぜ独りが怖いか分かるか?
児童心理学士の自宅に元患者が侵入する。
銃を向けられた博士は、
救えなかった子供がいたことを知り、
同じ症状に苦しむ少年を救う決心をする。
僕の秘密、きいてくれる?
衝撃のラストで有名な映画といえば、今作。
ミステリー×ホラーを愛で包んだ秀作ですね。
感想
「僕、死んだ人がみえるんだ」
少年コールが打ち明ける。
幽霊よりもっと怖いものがある。
それは…
自分の話を誰にも信じてもらえないこと。
「あそこに幽霊がいるよ、怖いね。」
「うん、そうだね。私にもみえる。」
と、共感できるかもしれない。
でも、少年はたった一人で
苦しみを抱え込んでいた。
孤独という名の恐怖と、闘う日々。
怖いのはそれだけじゃない。
自分が本当の事を言うと
お母さんを苦しめてしまう。
ママが学校から呼び出されないように
頭にドライバーを刺された人の絵なんて描かない。
嘘の絵を描くんだ。
笑顔の人、犬、虹なんかをね。
自分の存在が母の迷惑になることを
恐れます。
一方、母親は息子が何に苦しんでいるのか知りたい。
イジメられてるの?どうしたの?
打ち明けてほしい。
「言いたいことがあるなら
言っていいのよ。」
だけど知るのが怖い。
私が大好きな親子の場面があります。
買い物帰りの場面(≡^∇^≡)
互いに愛しているのに踏み込めない。
そんな心の葛藤が感じられる場面です。
私も、娘の病気(うつ病×不安障害)が
よくわからなかった頃、
彼らと同じことをやってました。
もっと大事な話が
あるはずなのに
「傷つけたらどうしよう」と
お互いに遠慮して
わざと楽しい言葉で紛らわせる。
子供が勇気を出して打ち明けてくれたとき、
親も逃げずに寄り添えたら、
怖いものがすーっと消えて生きやすくなる。
そして物語は急速に展開していく。
真実が見えてきた。
理解して信じてくれる人がいるだけで
恐怖&苦しみと向き合う覚悟ができる。
マルコム博士が言う。
「もっとお母さんと話をするんだぞ」
コールはついに決心をする。
勇気を出したコールへ
亡き祖母の愛がサポートします。
この場面は、何度見てもいいですねぇ。
あったかいものが込み上げてきて・・・涙、なみだ。
トニ・コレットのお母さんの表情が素敵なんです。
母の顔と娘の顔が同時に出る繊細な演技。
※2018年5月の記事を再UP












