今日の友は明日の敵というが、お前とはこれからも兄弟だ。
「ホース・ソルジャー」ニコライ・フルシー監督

アメリカ 130分 主演クリス・ヘムズワース マイケル・シャノン 2018年
(画像お借りしました)

2018年5月1日(火曜日)
スポニチ主催の試写会が当たったよクラッカー」と娘。
母娘で大阪商工会議所電車
ひろちゃん、ちょっといいかな^_^;
このTシャツと靴・・・どうみてもハンソロの試写会と間違えた人やん(爆笑)
上映前に、作品についてわかりやすく情熱的な説明がありました。
巧みな話術に引き込まれ、本編へのわくわく感が高まりました。
ありがとうございました(*⌒∇⌒*)


この作品は単なる反戦映画とは違うんですね。

2人の指導者思想の違いを超えて団結する物語。


クリス・ヘムズワース演じる若い大尉の戸惑い、葛藤、決断。
マイケル・シャノン演じる准尉の哲学がいいんです。
爆破担当兵士と少年戦士のやりとりにほっこりニコニコ
まずは、ロリポッップキャンディの食べ方からレクチャーします(笑)


【あらすじ】
9.11同時多発テロをうけ12人の兵士5万人と闘う実話。

「他国に平和を!それが自国の平和につながる。」
そう信じて戦地へ赴く兵士たち。
異国の言葉も、状況もわからない。
武器として彼らに与えられたのは馬
乗馬初心者チームが見知らぬ土地でテロと戦う。
はたして、現地の人間と米軍兵士がいかに心を1つにしていくか。



【感想】

馬の方が戦車より強い武器だなんて
そんなハズない・・・という先入観

事実は、私たちの常識や予想の及ばないものだなぁ。

倒れた馬が力強く立ち上がるとき、希望がわきあがってきます。

装甲車、戦車をかけぬける馬たち。
爆音ドンッ火の粉メラメラ砂煙台風に恐れず立ち向かう姿。
馬は立派な戦士!

アメリカは、ここでは国じゃない。
単なる一部族にすぎない。

現地の部族と一致団結して、タリバンの本拠地を制圧したい。

初対面の人間同士。
どうやって信頼できる?

反タリバンの将軍 VS 米軍大尉
2人の指導者が互いに相手をためします。

ドスタム将軍「こんな若い経験の浅い奴に、皆ついていくのか?」

ネルソン大尉「情報をくれないと、空爆できないじゃないか。協力してくれよ。」

先入観と偏見からはじまった2人。

馬の飼料やウォッカを贈られたくらいで、信頼しろというのか?

空爆で援護すると言ってるのに・・・どうすれば協力するんだ?

互いの立場を理解しようと、不器用に距離を縮める兵士。

↘この瞳をみた将軍。 奴は兵士から戦士になった・・・よし!一緒に行こう。

そして、将軍もまた若い戦士から大切なことに気づかされ

誤った道へ走りそうになるところを救われる。


戦争が起こるのは、宗教や場所が問題なんじゃない。

道を見失わない指導者がいるかどうか。

自分の心に恐れを抱くと、判断を見失う。

正しい、正しくない、そんなモノが存在するのか?
確かなモノなどないけれど・・・1つだけ言えること
俺とお前はこれからもずっと兄弟だ。

2018年5月4日公開です。