アイドルという職業はとても儚いものである。


圧倒的な才能を持って生まれた選ばれし者のみがその舞台に立つことが許される、夢の職業。人に夢と希望、そして生きる勇気を与えている。


しかし、選ばれた才能のあるものの中でもそこから更に才能は選抜される。


努力すらもマーケティングのいち戦略の要素として扱われる、過酷としか言いようがない職業である。


しかし、そんなギリギリを生きる彼女たちだからこそ放つ輝きは圧倒的なものなのである。


アイドルというただでさえ寿命が短い職業を全うする中で、舞台に立つ数などたかが知れている。


そしてその舞台でも基本は台本通り、与えられたことを全うするのである。


でも、そんななかで一瞬信じられないような輝きを放つときがある。


それは彼女たちなりの意思表示なのかもしれない。自分の気持ち、素直な本当の気持ちを、誰かに感じて欲しい、そんな純粋な訴えかける気持ちが彼女たちを、どんな高価な宝石よりも他を圧倒するような輝きで包み込むのだろう。


人生は一瞬の積み重ねである。


しかし、かけがえのない素晴らしい一瞬はずっと続いていくものである。


本物が放つ本物の輝きは、そんな一瞬が沢山積み重なって作られているんだと思う。