日和見主義

この言葉を耳にしたことがある人は、今の時代あまりいないのかもしれない。

欅坂46の楽曲『ガラスを割れ』の歌詞に使われていたが、ご存知だろうか。

日和見主義、簡単に言えばどっちつかずな態度で形成が優位な方にコロコロと自分の態度を替える人のことを皮肉って言う言葉である。

※日和見:日和って見る

ネットの誹謗中傷、いわゆるネット世論というものがわかりやすいだろうか。形成が優位な方にコロコロと態度を変えてしまう。

自分としての態度を持たないことは、はっきりいって人として失格である。誰かに何か言われたらどうしよう、嫌われたらどうしよう、と、くだらない他人からの評価ばかり気にして生きるのである。

同調圧力というものは非常に強い力を持っている。特に日本人の性格上、反抗は愚か、むしろその同調を心地よいものとして捉えてしまうのである。

その圧力に負けてしまうのは結構だが、相手の気持ちを顧みないどうしようも無い正義を振りかざすのはやめて頂きたい。普通に人権侵害なので。

さて、少しお言葉がすぎましたが、皆さんはないですか?周りに流されてしまうこと。気持ちがわからない訳では無いですが、どうか今ある幸せにしがみつかないでください。

本当にあなたが望んでいることは、他人への同調ではありません。自分の声をしっかりと聞きいれてあげてください。