私の友人に『自分には才能がないからとにかく馬力でカバーしなければならない』という人がいる。


正直私は自分にその分野の才能がない(戦えない)と自覚した時点でその分野からは手を引いてしまうが、それでも戦い続けるのにはどのような理由があるのだろうか。


1度宣言してしまって引っ込みがつかないから?それしか縋りよるところがないから?ほかの才能を見つけられないから?


世の中で名を馳せた偉人も、元は同じ人間。ただなにかの才能の原石だったのである。転がった時に光った部分を見逃さなかったのか、誰かが気づいたのか。きっかけはそれぞれにしろ、自分の才能を見極めてそこを伸ばしていくこともひとつの才能なのかもしれない。


もちろん、弱点を克服することはその人にとって幅ができてさらに深みのある人間へと導いてくれるが、今回の話は才能がないと自覚しながらも何故かそこから離れられずにいることの是非を問うものであるため、また別の機会に綴ることとする。


自分を誤魔化すための努力は別に見にくいものでは無い。しかしながら、同情こそすれど、限りある人生、時間はあっという間に過ぎていく。自身が選択した未来の中でどれだけ後悔のないようにやり切れるのか。必ずしも選択した未来に執着する必要は無い。自分がいちばん自由に(悠々自適に)泳げる場所を見つけられたら肩の力を抜いて素直に頑張れそうじゃないですか??