右手の4つの光を消した。
さよなら、だ。
昨日とはさよなら。
また新しい人生が始まっている。
昨日心に焼き付けたすべては、しぬまできっと細胞が覚えているでしょう。
おばあさんになって、
あなたが誰だかわからなくなっても。
わたしは昨日、何もかもを叫んでいたんだね。
よろこびもかなしみも叫んだ。
あのね。
わたしはわたしの子どもに会いたいよ。
そしておかあさんに遊んでもらいたいよ。
おかあさんが、直の話を楽しそうにするたびに、最近心がちくちくと痛くなる。
ごめんねって、あやまりたくなる。
ごめんね。
言えないけど。
わたしはバンプが大好きすぎて、
どうしてこんなに好きなのかわからない。
つらいから好きなのかもしれないとさえ、思う。
今日。
昨日のバンプのライブのこと思い出していた。あと、家族のこといろいろ思った。
昔、ドライブに行ったとき、おかあさんと写真撮った。
現像した写真見ておかあさんが、「おかあさんすごく太って写ってるからこの写真いやだ」とかなんとか言って、自分のとこ切り離した。
わたしはちっともそんなこと思わなかったし、自分と一緒に写った写真が切られてしまって結構かなしかったなぁとか。
スーパーに行く途中、工事現場のおじさんを見ておとうさんを思い出したりした。
工事現場じゃないけれど、うちのおとうさんも、暑くても寒くてもほぼ週休1日でずっと肉体労働しているんだよなぁ、それって実はすごいことなんだよなぁとか。
おにいちゃんは最近は何もいわないけど、こんなわたしを妹としてずっとかわいいと思ってくれているんだよなぁとか。
心が痛むのは、たいせつだからだよ。
わたしは東北の人。
藤くんが「Smile」のラストのギターを、
客席に背中を向けてずっと弾いていた。
うたわないところでギターが叫んでいた。
叫びが聞こえた気がしたの。
何回も何回も聴いたこの曲に、今ごろになってまた心が揺さぶられた。
ああ、初めて郡山でバンプを観たときも、こんな衝撃を受けたっけ。
あれは「同じドアをくぐれたら」だった。
あと149日で30歳になります。
生きていくのはこわいです。
こわくないようになるのが、30歳までの目標です。
きらいな人はあまりいなくて、
にがてな人はちょっといて、
どうでもいい人もわりといて、
あとはたいせつな人だらけです。
眠れないけど、寝るよ。
おやすみ。
あしたでしぬんだというくらい、
あしたをたいせつに生きたい。
