太陽と赤いぶらんこ☆-201111092215001.jpg

雪が降ればいいと思った。

小雪が降りだすような空。

今日はわたしの生まれた日だよ。

何年ぶりかな、7年ぶりかな。
久しぶりにふるさとで迎える誕生日。

27歳になりました。


今日はバイト。土曜だから、ちょっと混んでたな。あわただしくランチの仕事を終えて、自分のお昼休みを過ごそうと思っていたら電話がかかってきた。
いとこのお姉ちゃんからだ。
「もしもし」と電話を取ったら、急に「おいしかったよー!ドリア食べたよー!!」
と、女の子の元気な声がした。
いとこの4歳の娘ちゃんだった。
わたしが働くお店に、初めてお昼を食べにきてくれたそう。
いつ来たの?って聞いたら、ちょうどわたしがキッチンにいた時間。

ああ、わたしの作ったごはんを食べてくれたんだね。おいしいって言ってくれた。

誰かにごはんが届いた瞬間。
それが仕事だから、当たり前と言われればそうだけど。

でもね。
こんなにまっすぐで元気な「おいしい」って言葉をもらえたのは久しぶりだったんだ。
わたしはキッチンの人間だから、直接お客さんと接する機会があまりなくて。
直接クレームも受けなければ、直接ごちそうさまも言われない。
よくもわるくも。

だから今日はほんとにうれしかったよ。
誕生日の、「おめでとう」って言葉と同じくらい、「おいしかった」がうれしかったよ。

いとこのお姉ちゃんは、もうすぐ2人目の赤ちゃんを産む。いとこのお姉ちゃんが食べてくれたわたしのごはんが、おなかの赤ちゃんにも栄養になるなんて。

おなかの赤ちゃんを育てるための、ちょっとだけのお手伝いができるなんて。

ああ、わたしはなんだかもう胸がいっぱいだよ。

まだ見ぬきみに、届けばいいな。

今日という日の、こんな小さなできごとが、きみに届けばいいな。


おかあさんおかあさん、27年前、おなかを切ってまで産んでくれたわたしのおかあさん。
ありがとう。

おとうさん、今日はたくさんケーキ買ってきてくれた。おにいちゃん、大好きなCD買ってくれた。

かわいいブローチやキャンドル。いい香りの紅茶。すてきなスカート。
遠く離れたところに住む、大好きなみんながくれたメールやメッセージ。
まるごとぜんぶ、たいせつにするよ。

ほんとにうれしい。

わたしはしあわせです。

お金はないし、不健康だし、美人じゃないけど。

でもわたしのそばにいてくれるみんなは、あったかくてやさしくてすてきな人ばかりなんだよ。

わたしにはたからものみたいなみんながいてくれる。

ありがとう。
だいすき。
これからも、こころ一緒にいてください。

ありったけの愛をこめて☆hotty.