18U世界野球選手権2次ラウンド 日本5―10米国
これが国際大会の洗礼か、唯一の2年生・森が米国流のフットボールタックルの餌食に!!
試合後、小倉全由監督は
「ルールが日本の野球と違うといえば違うけど、あれではケガをしてしまう。ルールをつくってくれないと、あれじゃ死んじゃいますよ」
と怒りを抑えるのに必死だった。
問題の場面は7回。無死二、三塁から一ゴロで1メートル83、82キロの三塁走者マグワイヤが本塁に突入。タイミングは明らかなアウトだったが、スピードを緩めることなく、1メートル70、78キロと小柄な森に肩から体当たり!!
日本の高校野球ではあり得ないプレー。森はボールを離さずに本塁を死守したが、グラウンドに倒れ込み、球場は騒然。森はベンチに下がり、応急手当てを受けた。
しかし、それだけでは終わらなかった。
同点に追いつかれた直後の1死一、二塁では、8番打者の右前打で今度は1メートル92、94キロの巨漢・アブレイユが再び森へタックルをぶちかまして生還。
小倉監督はベンチを飛び出て審判に猛抗議。スタンドでは涙ぐむ関係者の姿もあった。その後の1死三塁からの二ゴロでは、二塁手の伊与田が本塁に送球せず、8点目を失った。
森を3度目の接触から守るために、指揮官は本塁に投げないように指示していたのだ。
この試合で2安打の森は8回の打席に立った後に交代、試合後にソウル市内の病院へ直行。チーム関係者は
「むち打ちのような状況。大事をとって病院に行きました」
と説明。小倉監督は
「国際試合といえば国際試合だけど…森はよくやりましたよ」
と体を張った2年生を称えたが、決勝進出を逃しただけでなく、後味の悪さも残った試合だった。(スポニチ)
R・マグワイヤに突き飛ばされる日本代表の捕手・森 【画像】
アブレイユに突き飛ばされる日本代表の捕手・森 【画像】
