私たちが

乃木坂46です!


昨年8月、明治神宮野球場で行われた乃木坂46真夏の全国ツアー2023final にてアンコール後に放った彼女の言葉


この短い言葉に全てが詰まっていた



尊い 尊過ぎる 感動なんて安っぽい言葉では到底言い表せないくらい深く重く突き刺さったフレーズ


梅ちゃん、あなたは最高にカッコいい乃木坂46のキャプテンです!


この本は乃木ヲタなら、いやアイドルヲタクなら絶対読むべき!


もつ半年前になりますが、全国ツアー本当にお疲れ様でした。






こんにちは ヲタるです。


今回は先月発売されたエッセイ


美しくありたい


梅澤美波 著  

※乃木坂46三期生 現キャプテン


についての感想と考察をしてゆこうと思います。


筆者、何度となく涙が溢れてまいりました。

そのくらい、乃木ヲタにとっては素晴らしくエモい一冊!




それではスタートします!



❶エッセイのあらすじ


❷超個人的エモエモポイント


❸キャプテン梅澤美波




❶エッセイのあらすじ

このエッセイ集は、彼女(梅澤美波 以下梅ちゃん)が日経エンタテインメントに連載していたモノの集合体。


2018年5月号より、卒業した一期生の生駒里奈ちゃんの後を引き継ぎ、2023年8号までの約5年半、その時々の彼女が感じた事についてとても綺麗な言葉で綴られている(現在は五期生 菅原咲月ちゃんへ引き継がれている)。


エッセイ集のタイトル

美しくありたい

とは、彼女の美学であり乃木坂46を象徴する言葉とも言える。


何処か儚げで、それでいて凛とした花のような強さも垣間見える。


そんなグループ3代目キャプテンとして先頭に立ち、時に強い雨や風を受けたり大波にのまれながらも美しく咲いていたい、そんな意志がしっかり受け取れる言葉が並ぶ。


彼女自身の卒業についてはまだ先なのかもしれないが、現在25歳という年齢、今年で活動八年目という在籍年数も考慮すると、そう遠くない将来後輩にバトンを渡す日が来るだろう。


この一冊で、ここまで歩んできた彼女の長い道のりの大筋がわかる気がするし、そこには当然揺れ動いてきたであろう感情の浮き沈みさえも読み取れる。


このブログで何処までこのエッセイ集について語れるのかはわからないけど、次項で個人的に印象的だった箇所を抜粋して綴ってゆきます。





❷超個人的エモエモポイント


ここからは、自分が読んだ感想

これはエモい!という箇所を抜き出して解説してゆきます。


ここがこのブログのメインです。



エモポイント①

P60〜 私たちが乃木坂46です!


冒頭でも書いたこの言葉について、深掘りしてみます。


この言葉、実際に現地で聞けたのですが、この短い言葉であんなに鳥肌が立ったのは生まれて初めてでした。


短い言葉だからこそ、より意味が強調されている。


以下、エッセイから抜粋


「私たちが乃木坂46です!」を自己分析すると、いろいろな意味合いがあったと思います。1つは、5月の「齋藤飛鳥卒業コンサート」で飛鳥さんから託された「乃木坂をよろしくね」というメッセージへの返答。

秋元真夏さん(23年卒業)がツアーの千穐楽を見に来てくださっていたこともあって、今の乃木坂46も頑張っていることを証明したかった気持ちもありました。


中略


8年間、一緒に活動してきてグループを引っ張る役割となった3期生の思いを伝えたい、という気持ちもありました。



と書いてあります。


最後まで乃木坂に残って後輩が巣立つまで尽力してくれたエース(齋藤飛鳥)とキャプテン(秋元真夏)へのアンサー


そして、


同期の3期生と共に歩み続け、気づけば一番上の世代となってグループを引っ張る存在となった自分達へのアンサー


この短い言葉の中には、主にこの二つの意味が含まれているのでしょう。


現地で直接言葉を聞いて感動し、この文章で当時を思い出し、またまた感動しました。






エモポイント②

p66〜 3期生として乃木坂46のメンバーに


ここでは、彼女がキャプテンになるべくしてなったエピソードが綴られています。


以下、エッセイから抜粋


16年9月に3期生として加入して、早い段階で同期のなかで「お母さん」的存在になっていました。


中略


同期に注意することには葛藤もありました。言わないほうが楽だし、言いたいわけでもない。でも、あのときの私は「このままでは3期生が先輩たちに受け入れてもらえない」という危機感があったんです。自分は与田や(大園)桃子(21年卒業生)みたいな「天性のアイドル」ではないことは分かっていたので、そうゆう役割に回ったというのもあります。


当時彼女はまだ18〜19歳。

その年齢、しかも憧れの乃木坂46に加入したのだから、当然そこで活躍して選抜になったりセンターに立ちたい、そうゆう気持ちがあるのが普通であるが、彼女は与田や桃子と自分とではタイプが違うといち早く察知して、まとめ役を自ら引き受けしっかりと現在まで全うし、それが今のキャプテン就任に繋がっている。



ここのポイントは二つ


一つは観察力


同期と自分を比べてどのような立ち回りをしたらグループに貢献出来るのかをしっかり考えて行動したところ



もう一つは、結果論になるがその行動をした事によって得た現在の人気ポジション



エースやセンターとして前面で輝く訳ではないけれど、まとめ役としてグループを支える事を選択した結果、ファンから受け入れてもらえたこと、必然的に運営からも評価されてグループを代表してメディアの前で話す機会が増え、エースメンバー達と席を共にする機会が増え、益々人気を得たこと


人気が出るかどうかは勿論本人の人柄や素質もあるが、彼女がいち早く行動した事が全てに繋がっているのです。


本当に素晴らしいし、この自己犠牲出来るメンタルがまさに彼女の真骨頂!



何度でも言います。


キャプテン梅澤美波


最高です!





エモポイント③

 P255〜 OGたちのプロ意識に刺激


ここでは、彼女が乃木坂に加入するきっかけとなった一期生で2020年に卒業した大エース、白石麻衣ちゃん(以下まいやん)との事について触れている。




以下、エッセイから抜粋


自分にとって乃木坂46を好きになった原点である白石さんと10周年の節目で一緒に『シンクロニシティ』を踊ることで、改めて「白石さんがいなかったら、私はここにはいないんだ」という思いが胸に込み上げました。現在は『シンクロニシティ』のセンターに立たせていただくことが多いので、受け継いだ時の葛藤を振り返りつつ、この一年半、責任感を持ってこの曲のセンターを務めたきたから、白石さんの近くに堂々と立つことができたんだと思うと、自然と涙があふれてきました。


文中にも書かれているように、まいやんの存在がなければ今の自分はない、そして、そんな大切で尊い先輩に追いつけ追い越せとがむしゃらに頑張り、まいやん卒業後はセンターを務めてきた楽曲(シンクロニシティ)を一緒のステージ上で披露する。




これはエモ過ぎますね。


まいやん 梅ちゃん   尊すぎる


このライブも現地参戦させていただいておりましたが、まいやんは元々自分の推しであり、彼女に一目惚れした事がきっかけで乃木坂46というグループに辿り着いたのです。


即ち、自分もまいやんがいなければ今こうしてこのブログを書いていることもなかった。


梅ちゃんの想いと自分の想いを勝手に重ねてしまい、一人で興奮と感動の坩堝になりました。



私情を挟みましたがご容赦ください。





エモエモポイント④

P282〜 二人の先輩 ※秋元真夏と齋藤飛鳥、二人の卒業について語った場面を抜粋


2023年 2月26日

一期生で二代目キャプテンの秋元真夏(以下、まなったん)の卒業コンサートが開催。


以下、エッセイから抜粋


アンコールでは、真夏さんから私への手紙が読まれました。「乃木坂人生、最後のお願いです」という前置きがあって、「梅のことを全力で支えてください」という言葉に涙してしまいました。




このライブ、自分は配信にて鑑賞したのですが、号泣なんてものでは言い表せないくらい泣きました。


まなったんは、いかにグループのキャプテンが大変であるかを身をもって体験しており、副キャプテンに就任してからは、辛い時や悲しい時いつも横で寄り添ってくれて支えてくれた梅ちゃんを今度はメンバーに支えて欲しいという純粋な想いがあったのでしょう。


梅ちゃんは、当然まなったんが如何に大変であったか、そしてそれを今度は自分が引き継ぐ事になるので、一番の理解者であるまなったんが言ってくれた言葉に感情を抑えきれず涙したのです。


この時は本気で大泣きしていました。






以下、エッセイから抜粋


『人は夢を二度見る』の披露前に飛鳥さんは、私たちに「乃木坂をよろしくね」と声をかけてから、曲のタイトルを振ったんです。2日間を通して曲のタイトルを紹介したのはここくらいで、気持ちがあふれたのか涙声になっていました。そんな飛鳥さんの思いを、メンバーみんなが受け取ったはずです。

飛鳥さんの最後のスピーチは、1つひとつの言葉が強くて美しかったです。「乃木坂を守ってくれている後輩がすごく大切です」という言葉が胸に残りました。


中略


話した後に抱きしめ合った瞬間、それまで張っていた緊張の糸がほどけてしまいました。



まさか、まさか卒業する飛鳥が自身不参加のシングル『人は夢を二度見る』を後輩と披露するなんて!


こちらは現地で見届けましたが、昨年一番涙したのはここ。


仕事 プライベート問わず確実に一番涙が止まりませんでした。



乃木坂をよろしくね


この言葉に飛鳥の12年間が全て詰まっていました。

彼女は「乃木坂は私の全て」と卒業が近くなってからよく口にしていましたが、それがこの短い言葉に凝縮されていたのです。


歌唱終了後、後輩メンバー達が大粒の涙を流しながら飛鳥に向けたスピーチを終え、ラストはキャプテンとして梅ちゃんのターンに。


二人は、先輩後輩ではあるが年齢が一緒で公私共に仲が良いことは広く知られている。


そんな関係性をみんながわかっているからこそ、最後に抱き合った時は本当に切なくて美しく儚かった。


大先輩であり、戦友であり、ある意味大切な友とも言える二人。



いつまでも素敵な関係性でいてほしいものです。






他にもまだまだありますが、挙げるとキリがないので、気になる方は是非エッセイをお手にとってください📕




❸キャプテン梅澤美波


これまでの約1年間、彼女のキャプテンとしての役割はほぼ完璧といって良いでしょう!


よく彼女の「圧が」と話題になりますが、実際の彼女はとても優しく、人に強くモノを言うタイプではないはず。それでも時としてグループやメンバーを想い、厳しいことも言わなくてはならないだろう。


そこはキャプテンなので当然の役割。


彼女がキャプテンだから、五期生ものびのびと成長して即戦力となり、四期生も先輩としての自覚が飛躍的に向上した。


そして


何より同期の三期生。


全員が見違えるほど先輩として、グループの顔としての覚悟が座り、梅ちゃんを全力でサポートしている。


与田ちゃんや美月は、エースとして選抜メンバーを中心に後輩を気遣い、頻繁に連絡を取って食事に誘っている。


久保ちゃんも、主力として乃木坂とは!という姿勢をしっかりと伝え、全力で後輩をサポート!


綾ティ 楓ちゃん 珠ちゃん 葉月あたりもアンダーライブを中心として、後輩の面倒を見てグループとして何処を大切にして何処を目指すのかの道標として先頭に立っている。


麗乃 理々杏は外仕事で結果を残し後輩の選択肢を増やす役割を担っている。


何より、あの蓮加! 

年齢的に後輩と変わらない、もしくは年下ではあるが、特に梅ちゃんがキャプテンとなってからは人が変わったかのように積極的な行動が目立ち、先輩として後輩にその背中を見せていることには感激すら覚えます。


これも、ひとえに梅澤キャプテンの人柄が成せる業。


彼女が、初期の頃から大切にしてきた乃木坂46としての立ち振る舞いが同期にも伝達し、今では三期生全員がグループの為に何が出来るのかを真剣に考えて行動しているのが、日々のコメントやブログなどからもこれでもかというくらい伝わってきて、梅ちゃんを全力でサポートしている。


今は、副キャプテンがいないけど、まるで三期生全員が副キャプテンのようだ。


心強い! これは強い!

そして

尊くて愛おしい!


グループは、よくリーダーのようなグループになると言われるが、今の乃木坂46はまさにチーム梅澤と化して、何事にも妥協せずやる時はとことんやるという真面目で熱いグループが出来上がっている。


彼女がキャプテンである限り、このグループは何処までも行ける


険しい困難な坂も、全員で手を取り合いながら駆け抜けるだろう。


一期生二期生が作った乃木坂46を梅澤キャプテンを中心とした新乃木坂46が更なる高みへと昇華する


そんな昇り龍が自分には見えます



梅澤キャプテン、彼女は本当に最高なんです!🫶




今回も長々と綴ってきましたが、以上でこのブログは終了です。



来週は、久々の長期遠征なのでリアルミーグリやバースデーライブについてのブログを書きたいと思います。



それではまた!




最後までお読みいただき本当に有難うございました!