9月17日に開催いたしました、「ほっとひと息金曜日」の開催報告です。

緊急事態宣言が出され、

急遽ZOOMでの開催とさせていただきました。

 

不登校経験者の社会人の方2名と

大学院生1名にご参加いただきました。

 

社会人となっている男性二人は、

中学生のころフリースクールで出会い、

今でもとっても仲良し。

そのお二人の明るく楽しく、

そして胸に響く深い言葉もたくさんいただき

、とても貴重な時間となりました。

 

以下印象に残ったお話を少しご紹介させていただきます。

 

死にたいと思った時に、

「それでも死んだら負けだ。逃げることになる。」

と思って踏みとどまっていた。

とお2人の方が話してくださいました。

 

お1人は、

自殺しようと思ったら、

何とか作り笑いでも笑おうとした

「死にたい。でも生きる。どうせ生きるなら笑っていたい。」と思ったそうです。

 

親も自分が不登校の時笑ってなかった。

でも笑ってればエネルギーをもらえる。

笑うと少しずつエネルギーが

貯まるんじゃないかな。

今はYouTuberになって、

笑いを届けたいと思っている。」と

お話し下さいました。

 

子どもに

「YouTube ばっかり見て!!」と

言っちゃうけど、

不登校でもそうでない子も、

それは笑ってエネルギーを

ためてる証拠かもしれないですね。

 

「助けてほしかったことってありますか?」

という質問に、

中学の反抗期の時期

『大丈夫?』とか言われても

『うるさい!!』としか思えなかった。

でも気持ちはしんどく。

一人は怖かった。

助けてほしいとは思わなかったけど、

無言で側にいてほしかったな。。。と

しみじみと答えてくださる姿にじ~んとしました。

 

「安心できる場所はありましたか?」の答えは

「布団の中」

 

家の中で、明るさを遮ってくるまっていられる。

自分だけの空間。

そして嫌なこと、不安な事を忘れるために

眠り続けた。

 

親としては「何で???」と思う全てが、

力を蓄えるために必要な行為なのだと

教えていただいたような時間となりました。

 

今回、

不登校経験スタッフ親子での参加となり、

当時の親子それぞれの思いを

話させていただきました。

 

親の気持ち、子の気持ち

両方お聞きいただけたことも

良かったかなと思います。

 

親子で感じていたことが違ったり、

葛藤がかなりあった末に、

 

こうしてお互いの気持ちを

笑顔で話せるようになる未来が来ることを、

感じていただき、

少しの希望になっていれば嬉しいなと思います。

 

 

※お写真は参加者の皆様の許可をいただいて掲載させていただいております。

 

次回のほっとひと息金曜日は

 

10月16日(土)13:00~15:00です。
「通信制高校経験談を聞く会」という事で、

現役の高校生親子の方が、

いらしてくださいます。

詳細お申込みはこちらから

10/16~不登校・ひきこもりの親ができること~ ほっとひと息 金曜日 2021年10月16日(神奈川県) - こくちーずプロ (kokuchpro.com)

※ZOOM開催となる場合がございます。 ご了承いただければと思います。