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との思いで、ブログを発信しています。
親業インストラクター の小倉京子です。
こんにちは
子どもを産むと、こんな子だったらいいなぁ、という思いが自然に親の中に生まれてきますよね。
優しい子になるといいなぁ。親をよく手伝ってくれたり・・・・
あまり病気をしない元気な子に育ってほしいなぁ
友達がたくさんできて、みんなと明るく楽しくできる子になるといいなぁ
将来生活に困らないように、バリバリ仕事をこなせる頭の切れる子だといいなぁ・・・・
私は夢が叶えられなかったから、子どもの夢は叶えてあげたい。
子どもが私の夢を叶えてくれないかなぁ
人前に出ても恥ずかしくない、ちゃんとした子に・・・・
とか、ひとによっていろいろありますよね。
明確にいつもそう思っているわけじゃないんでしょうが、でも漠然としていてもなんらかの思いは親として持っていると思います。
そして徐々に大きくなってくる子どもにたいして、親の思いからいろいろと助言や苦言、叱責や注意をしていくことになります。
そしてだいだいの親に共通しているのは「いい子」に育ってほしい、とか「ちゃんとした子」になってほしい、と思っていること。
私は、特に子どもに大きな期待を掛けているつもりはありませんでしたが、でも、
人並みであってほしい。できれば、何か1つ少しほかの人より秀でたものがあるといいな
普通のことが普通にちゃんとできる子にはなってほしい
自分を超えてほしい
とは思っていたと思います。
こうやって文章に書けば自分の中で明確になるのですが、ふつうはそんなことしません。だから漠然と親の中に潜んでいるのです。この子どもへの希望・期待、って、明確じゃないクセに、普段の生活の中ではこの親の思いが言動となって明確にでてくるから怖いんですよ
しかも、親は自分で気づかないことが多いんですよね(^_^;)
親の思いから出てくる言葉だとは思っていない。
親としての役目だから言っている、と思っている・・・・。
私も5、6年前まではこれに気付いていなかったので、自然と子どもを追い詰めていたように思います。
勉強のできない子にイライラし、落胆する。 嫌いだからって勉強しない、なんて信じられない私だって好きじゃなかったけど、やらなくてはいけないことと思って、頑張ってやってたんだから。と不満に思い、塾に通わせるとか、問題集を買ったり、なんとかレベルアップさせようと躍起になる。周りの子と同じようなことをやらせていれば、すごく取り残されることにはならないだろうと安心していられると思う。
親の基準でこれができて当たり前、ということができないから、口うるさく言いたくなる。言ってもできないからイライラする。
将来の夢は?と訊いても、サラリーマン、とか超夢のないことを言うので(笑)、めちゃくちゃがっかりして、そんなんじゃ駄目だと夢を持たせようと発破をかける。
なぁんて感じでした。
ちゃんとした子になってほしいのに、ぜんぜんそうじゃなーい!とイライラ。
自分(私)だって中高生の頃なんてぜんぜん夢なんてもってなかったのに、自分だってやりたいことがわからなくてサラリーマンになったのに、自分のことは棚に上げて、できない子どもを、夢を持たない子どもを責め立てていたんです(;^_^A
自分がそうじゃなかったら、自分のようになってほしくない、というのも確かにありましたけど、結局理想像で子どもに対応していたんですね。
ホント、酷なことをしたもんだと・・・・
でも、それでは子どもが幸せになれない、イキイキと育たない、ということに気付きました。
もっと勉強頑張れ!
もっと夢をもて!
それぐらいできるようになれ!
は、裏をかえせば、「あなた、そんなんじゃ駄目よ」と言っているわけです。
これ、言われた側はつらいですよね。
勉強をやる気がない時に、「やれ!」って言われたって、やる気が出るはずがありません。それどころか余計にやる気がなくなります。
「そんなこともできないの?」と言われたら、自己肯定感が低くなりますよね。夢を持て!と言っているのに、自己肯定感が低くなったら、逆に、「自分は夢を実現できる力がない」と思ってしまいます。
よーく考えると、とても矛盾したことをしていたわけです。
子どもにこうなってほしい!と思っているのに、そうならないように育つ接し方ばかりしていたことなります。
もう、愕然とします・・・・・
最近私が思うことは、
子どもを親の思う姿に育てる
のではなく、
子どもが自分の思う通りに生きていけるように育てる
のが親の役目なのだと。
例えば、
困ったときに問題を解決する力であったり
自分は大丈夫!と思える自己肯定感を高めることであったり・・・・
子どもは親とは違う人間なんですよね。
だから親の考え方を伝えはしても押し付けることはできない。
親がいいと思うものも子どもにとってはそうでなかったりします。
だから、親の希望の通りに子どもを育てあげようとすると
うまくその通りに子どもが言うことを聞かないからイライラしてしまう。
親は子どもが自分の道を見つけ、進んでいくサポートができればよいのだと思います。
ガッツリ一緒に歩むのではなく、横からのサポート。
その意味でも、親は親で自分の夢を追いかけていたり
自分の人生をたのしんでいることって大事だと思います。
親が自由に人生を楽しんでいると、子どもにも自分らしく自由に生きてほしいと思う。
思い通りに生きることって楽しいよ、と子どもに教えたくなる。
子どもも好きに生きていいんだ!って楽になる。
自由にしていると夢が自然と出てきて、実現したいと思えるようになる。
子どもに「自分らしく自由に生きていいよ」と言いたかったら
親も「自分らしく自由に生きて」いればいいと思うんです。
今日は、「いい子に育てる」ことについて書きましたが、
同じ題材について今日更新のオピ・リーナでも書いています。
が、自分でもちょっとびっくりしたのですが、同じ題材なのに、切り口が違う話になっています。いろんな視点から問題解決ってできるんだなぁと、改めて思った次第ですf^_^;
私自身もいろんな気付きから変化してきた、ということなんですね、きっと。
オピ・リーナ子育てコラムはこちらをご覧くださいね。
第20回 『「いい子」に育てることに躍起になっていませんか』
最後まで読んでくださって、ありがとうございました
みなさまが幸せいっぱいで過ごされますように・・・・☆
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