天皇陛下が皆に伝えたい事

福島から避難の子ども、入園断られる　山梨の保育園 http://t.asahi.com/5rss
こんな悲しい記事を目にしました。

両陛下が福島に訪問した際の画像を載せました。お付きの人が二本の傘を持っています。当時の首相が雨の日の訪問を拒否した福島です。
しかし陛下は、世界に対して福島に対しての過剰な風評被害により塗炭の苦しみに喘いているのを見て自ら雨に当たることにしたのです。おつきのものが傘を差し出しても決して受け取らず雨に当たります。

悲しい風評被害を受けている福島の方々を自らのお身体を呈して払拭されようとしているのです。

陛下は、病身のお身体にも拘わらず必至にリハビリを励んでいるそうです。

公務をせずにじっとしていたら投薬だけで済むのだと思うが、震災の一年目の式典で自ら励ましの言葉で被災者を力つけたいために危険な手術をされたのでしょう。。。

我々は陛下のメッセージを真摯に受け止めて、本当の復興に向かわなければならないと思うのです。

私が阪神大震災の時に兵庫を訪れたエピソードを紹介します。

阪神大震災の折に、避難所におとずれる様々な政治家、テレビカメラを向いて被災者を励ますために来ましたという感じで熱弁をふるいます。

でもあなたがいる土足で踏みつけているビニールシートは、私達が生活している空間なんですよ。

両陛下が危険な被災地になんとおとづれてくれたのです。
陛下は、靴を脱ぎ、膝をつけて我々の目線に顔をあわせて、大変でしたね。身体に気をつけてくださいと朴訥に声をかけてくれました。

被災者は、絶望のどん底にいました。
頑張れって言われてもなにを頑張ろうというのだと自暴自棄になってましたが、お言葉を聞き、陛下との約束を守らなきゃならないと必死に生きる決意をしたのです。

式典は非常に大切ですが、陛下のお身体はもっと大切です。

「ご無理のないよう周囲が進言しており、陛下自身も無理はされないと思う」と話している。

そうですが、くれぐれもご自愛してくださいませ。

無事にお元気に成られることを心よりお祈り致します。