２８番札所 播州清水寺へ
前回の円教寺本堂から、そのまま
来た時のロープウェイに乗れば２０分後には
出発していたでしょう。
普通の人だったら・・・。
お人好しでせっかちな私は、
先ほどの女性に往路のチケットを
お渡しして、
１０分後の電車を待ちきれず、
徒歩で下山を決め込んでは、
次の瞬間もう降り始めてました。
その判断が後で後悔の元に
なろうとは。
動画の道(ガケ)が永遠に続き、
全然着きましぇん💦
ふもとのロープウェイ乗り場には、
遅くとも２０分後には徒歩で到着
すると思っていましたが、
足場がかなり悪く、
急ぐと
足の中指の爪が人差し指に
食い込んで流血し、
少しづつ痛み出しました。
降りるスピードが落ちたのもあって
２０分経っても
ロープウェイの駅が見えて来ないので、
GoogleMapで確認したら、
全然違うルートで迂回しておりました。
下山ルートは複数存在しており、
ダイレクトでロープウェイの駅に
直通する道は元々
存在しなかったのです。
なんたる確認不足
と思ったのも後の祭り
降り立った反対側のふもとの町より
平坦な道を
てくてくと痛い足を
引きずりながら計約１時間かけて
ロープウェイの
出発駅に到着しました。
(後で判明しましたが、
東坂登山道を迂回せず、
真っ直ぐ降りてたよう
です！)
これだけの時間をかけてたら、
全部の施設を余裕で見れた
と思わないようにして、
車に乗り込みました。
兵庫県の播州清水寺には県道３２７号線を東に一直線で、約４０分程度で
到着しました。
清水 東条湖県立自然公園内に位置し、
法道仙人の開基、西国二十五番札所で、
海抜500mの山上にあり、六甲の山並み、
瀬戸内海、淡路島、明石海峡大橋、家島、
四国等を見渡すことが出来ます。
また四季を通じて、東条湖、立枕焼、
篠山散策等を回遊して訪れる人が多いとの事です。
一番上の施設は焼失しており、
低い石垣を残すのみでした。
本堂は円教寺と同じ建築方法で一回り
小さな印象を感じました。上品な佇まいです。
少しづつ天気が下り坂で、曇り空です。
丁度、つつじがきれいな季節でした。
やはり綺麗な朱色が映える、
この門構えが清水寺の名物です。
播州清水寺さんでは、
すこし足のダメージと、時間をロスした
後悔の念で、ゆっくり参拝出来なかった記憶
があります。次回お伺いした時は、
じっくりと見て歩きたいです。
次回は西国三十三所の札所では
御座いませんが、番外の花山院菩提寺です。