ドラゴンボール18年ぶり新作と理想のリーダーとは
フジテレビの人気アニメ「ドラゴンボール」シリーズが、先月から18年ぶりに新作(「ドラゴンボール超」)を放送開始しています。
ドランゴンボールの原作は週刊少年ジャンプ(集英社)で連載された漫画であり、単行本の発行部数は全世界で2億3,000万部を超えており、テレビアニメは11年間で平均視聴率20%以上を維持し続けました。ドランゴンボールは国民的人気漫画であることはもちろん、70ヵ国以上で放送されてアメリカやフランスでも最多売上記録を持つアニメでもあるため、世界に進出したNo.1の人気アニメとも言えます。
私の仕事仲間のプログラマにも、ドラゴンボールが大好きな人がいます。彼は、「こんなに多くのプログラムは、界王拳を2倍にするだけでは作れないよ界王拳を3倍にして、体を壊しながらやらないと作れないよ」とか「このプロジェクトは、一人の力では無理だ皆の力を少しずつもらいながら、元気玉を作ってやらないと完成しないよ」等と仕事とドラゴンボールをいつも喩えており、ドラゴンボールの世界の中で生きています。
私も同じです。私はプロジェクトリーダーをすることが多いのですが、私にとっての理想のリーダーは「宇宙の帝王」フリーザ様です。「理想のリーダーがフリーザ様」というのは、ビジネス書のベストセラー作家も共感する程なのですが、その具体的な理由は以下の通りです。
1. 部下や敵に対しても「~さん」付けで呼び、敬語で話す。
→フリーザは部下であっても見下したりはせず、「~さん」付けで呼んでいますので、部下としても尊重されている気になります。
2. 敵であっても有能であれば、「即スカウト」する。
→フリーザは、敵である孫悟空やネイル(ナメック星人)であってもすぐにスカウトしますので、感情に左右されずに冷静に優秀な人材を確保することが出来ます。また、「ギニュー隊長の地位を与える」等とやりがいのある役職を用意しますので、ライバル企業の重役も心を動かされます。
3. 部下を民族や出身で差別しない「完全実力主義」である。
→フリーザは、ギニュー特戦隊を初め様々な星の様々な民族を集めています。グローバル経営の多国籍企業と同じで、完全な実力主義の考えです。
4. 圧倒的な力を見せ、「戦わずして勝つ」ようにする。
→フリーザはネイルと戦う前に「私の戦闘力は53万です」と圧倒的な力を見せ付けました。圧倒的な力を見せ付けられれば逆らう気が起きませんので、無用な戦いを避けることが出来ます。
5. 現場に足を運ぶが、仕事は部下に任せる。
→フリーザはナメック星まで足を運び現場主義ですが、「追うんですよ!ザーボンさん!」等と大事な仕事以外は部下に任せています。何でもかんでも自分が全部やってしまうと、部下がやる気をなくすことを分かっているのです。
このような理由でフリーザ様は理想のリーダーですので、これからPL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)になろうとするエンジニアの皆様も参考にすると良いです。私もフリーザ様を見習って宇宙一になっていきたいと思います。