私とプロレス社長達 | IT経営者ホッティ@東大卒タレントのブログ

私とプロレス社長達

※私(左)と、プロレスラーで会社創業者の西村修選手(右)↓
IT経営者ホッティ@東大卒タレントのブログ-西村修選手

※ボブ・サップ選手(左)と、西村修選手(右)↓
IT経営者ホッティ@東大卒タレントのブログ-ボブ・サップ

 少し前、プロレスラーで会社設立したこともある西村修選手に久し振りにお会いしました。西村修選手は新日本プロレス(アントニオ猪木さんが創業社長)や全日本プロレス(ジャイアント馬場さんが創業社長・現在は武藤敬司選手が社長)に所属したことがあり、私は子供の頃なけなしの小遣いをはたいてよく試合を観に行きました。長州力選手(元・ジャパンプロレス社長)や蝶野正洋選手(アリストトリスト社長)と闘っていた試合を観ていた時は西村修選手を小さく感じたのですが、実際に接近してみると写真のように大柄な体格であることが分かります。
 プロレスは他のプロスポーツと違って1つの「株式会社」の中で試合が行われており、ビジネスを考える上で非常に役に立ちます。大きい会社や小さい会社、技術力のある会社や技術力のない会社があり、それぞれが市場でターゲットを定めて顧客を創造しており、会社内の人間関係や客数もリアルに目で分かるため勉強になるのです。
 アントニオ猪木さんは「異種格闘技戦」という新しいジャンルを生み出し、ボクシング世界チャンピオンのモハメド・アリを病院送りにして世界的知名度をものにし、観客数を激増させて国会議員として湾岸戦争での人質解放にも繋げました。大仁田厚さんは「デスマッチ」という隙間産業を見つけ、体に電流や地雷を受け1000針以上縫いながらマスコミの話題性を利用して観客数を増やし、やはり国会議員になりました。グレート・サスケさんは「みちのくプロレス」という地域密着のスタイルを貫き、地方が疎かになりがちのメジャー団体と差別化を図り、県議会議員になりました。
 それぞれのプロレス会社に特色があると言えば、プログラム言語PHPのフレームワークにもそれぞれ特色があり、選定基準に役立っています。セキュリティ重視等で大規模向けであればsymfonyですし、初心者がすぐに使える中小規模向けであればCakePHPです。将来性を重視するのであればZendFrameworkですし、日本語が充実しているのが良いのであればEthnaです。
 日本のプロジェクトでの採用順位は、

1位→ CakePHP
2位→ symfony
3位→ ZendFramework
4位→ Ethna

 で、CakePHPが一番採用されています。ただ、私はCakePHPを用いて業務系システムを開発したことがあるのですが、CakePHPはバグが多いためお薦め出来ません。Authのパスワードチェック等重大なところで欠陥があるため、バージョンアップされて修正されるまで薦められません。
 Ethnaは日本人である藤本真樹さんが開発されてSNSのGREE等に採用されていますが、SmartyやPEAR::DBに依存するため将来が不安です。
 自分が薦めているのはsymfonyとZendFrameworkです。symfonyはデバッグがしやすいですし、ZendFrameworkはPHPの本家本元であるZend社のものですので将来性が高いです。上級者であればsymfony、初中級者であればZendFrameworkを採用するのが良いと思います。
 いずれにしても、プロレスが「勝つ」ことではなく「観客を喜ばせる」ことを一番の目的としているようにPHPフレームワークも「技術力がある」ことではなく「お客様を喜ばせる」ことが一番の目的ですので、状況に応じたものを選択していくのが良いです。

こちらのURLを参照: http://www.yhotta.net/


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