『亀の不思議なおくりもの』 | natsuhoのブログ

『亀の不思議なおくりもの』

2011.3.11。
茨城県で震災に遭いました。
 
幸い、怪我もなく、家の中がぐちゃぐちゃになる程度で済みました。
 
そこから5月と6月に南三陸と気仙沼に行ってボランティアしてみて、大学でサークルの立ち上げに関わって、2012年の3月は1年のイベント企画してた。
 
就職して、2013年の3月。
現地のあの状況を見た自分がいるけど、まずは自分の仕事をしっかりしなきゃいけない自分もいて。
「何もできてない」という悔しさを感じてた。
 
同じような3月が過ぎていたものの、
2017年は絆プロジェクトと出逢えて、震災を契機にいろんなことを考えるきっかけになったらいいな、という想いで舞台に立った。
 
2018年は、公演自体は8月だったけど、再び絆プロジェクトに関わることができた。
 
 
今年、2019年。
いろんなご縁が繫がって、リーディング音楽劇『亀の不思議なおくりもの』に出演しました。
 
 
 
 
原作は2006年に平塚で上演された創作音楽劇。
震災前に作られた作品なのにいくつも重なるところがあるからこそ、去年の再演・今年の上演までにいろんな想いを積み上げてくれた仲間がいます。
 
 
自然災害は、歴史の中で繰り返される。
その度に、悲しい思いをする方がたくさんいる。
 
それでも、その時代を乗り越えて生きている人がいる。
 
この時代を生きる人間の1人として、
何ができるのか。
何をしたいのか。
 
 
ひとつ、以前から変わらないのは
「伝え続けたい」こと。
 
今回の作品で、改めて思うことができました。