『震災ボランティア最前線』でのグループディスカッション | natsuhoのブログ

『震災ボランティア最前線』でのグループディスカッション

前回のブログにも書きましたが、

9月15日、筑波大学で
『震災ボランティア最前線』

が開催されました。


第1部は

1Tsukuba for 3.11の活動紹介

2参加者自己紹介

3グループディスカッション

の3本立てだったので、

今回はそのグループディスカッションで

出た意見をまとめた議事録を紹介します。


後日、このGDへの返答もアップできたらと思います



グループディスカッションは前後半に分かれていて、

前半では3テーマからの選択制、

現地での活動をどう活かせるか?

ボランティアに行っていない人にどう働きかけるか?

どうやったらボランティアに参加するモチベーションを維持できるか?

後半は、前半のグループで全員で同じ内容について話してもらいました。

今後Tsukuba for 3.11としてどんな活動ができるか?




テーマ1-1 現地での活動をどう活かせるか?
 自分に近い人に、リアルな情報として直接伝える
 Facebook、twitterで活動中にリアルタイムの情報を流し、つくばで何かしらの活動をするヒントにしてもらう
 現地とのつながり、一緒に活動をした人とのつながりを大切にし、次のアクションに繋げられるようにする
 避難訓練の実施、災害時の行動を考える、など防災対策をする



テーマ1-2 ボランティアに行っていない人にどう働きかけるか?
1班
 ボランティアに行っていない人は、情報・きっかけがない/予定が合わないなどの理由で行けていないのでは
 →行った人が周りの人に直接コトバで話す
 SNSを活用して、ボランティアの情報を広める
 大学のフォローアップについて(単位認定・心理的サポート)についても併せて広報する
 バッジなど、一目で現地に行ったことが分かるようなグッズを作成する


2班
 実際に行った人の話を聞くと実態が分かり、参加する不安も拭えるので、いろんな人に話しをする
 イベント開催などを通じて、現地に行くきっかけ作りをする
 大学・教授にも話をしてもらい、理解を得る



テーマ1-3 どうやったらボランティアに参加するモチベーションを維持できるか?
1班
 ボランティアに参加し、地元の人と交流すると元気をもらえるので、現地での交流を積極的に行う
 一緒にボランティアに参加した人、関わった人との交流を大切にする
 被災地以外からどんな活動ができるか、考え続ける


2班
 「達成感」を得ることがモチベーション維持につながる
 行った地域のその後について情報を得られるような環境があると、現地への関心を維持できる
 現地で様々なつながりを作る




テーマ2 今後、Tsukuba for 3.11としてどんな活動ができるか?
1班
 つくば内でMLを作って、情報共有ができるようにする
 みんなでボランティアに行く日、を作る
 災害・防災活動を活性化させる(避難訓練に参加する、など)
 3.11を忘れさせない活動を展開していくことが大事。


2班
 “つながり”を維持する場を提供する
 つくばは学生同士が集まりやすい環境にあるので、積極的に集まる場を設置して意識を高めあう
 ご飯を食べたり、飲み会をひらいたりなど、フランクな場で話をするように心がける
 子どもプロジェクトのような企画がもっとあったら参加しやすい
 ボランティアに参加した後のメンタルケアについて、より活動を深める
  既に現地に行ったことのある人と交流する場を設けて、情報共有・アドバイスなどができるように


3班
 現地に行きたい人への働きかけを推進する
  ボランティアに参加することに対して、安心できるような情報の提供
  直接会って話をして、言葉で伝える
 Tsukuba for 3.11がどんな団体か(正式団体であること)をアピールする
 バッジ作成など、現地に行ったことが分かるようにして、気軽に関われるように
 現地のものを買えるようなシステムを作ったり、Tsukuba for 3.11が何かを売るなどして、お金を回す
 ブログや情報誌を通じて、観光支援をする


4班
 運営メンバーを集める
 ボランティアのあっせん活動を進める
 日帰りツアーやつくばで参加できる企画など、気軽に参加できる活動を企画する
 コミュニティ・人脈作りができる場を提供する
 個人・団体・市民団体とのつながりを強化する
 学園祭でTsukuba for 3.11の企画紹介・チラシ配布・震災関連の書籍紹介・シンポジウム・意見交換会を開催する


5班
 長期的活動ができるように、団体規模を大きくする
 情報発信を拡大していく
 各学類の特性を生かした活動ができるような場を設ける


6班
 ボランティアに必要な持ち物一覧を作る
 ボランティアの具体的な活動内容を紹介し、リアリティを持ってもらう
 経験を共有できる場を作る
 秋休みにオリジナルプログラムを提供する
 大学のホームページで広報を行う



以上です。


参加して下さった方、ありがとうございました!!