小学生のキャンプスタッフ日記~その2
さて、一緒に参加した子どもたちに、
謝らなければいけないことが多々あります。
まず。
『虫のいるぼっとん便所を我慢させてごめんなさい』
キャンプ場の一番近いトイレはぼっとん、
しかも山の中で電気がついてるし臭いもするから虫が多い。
クモやらアブっぽいやらよく分かんないのもいるし。
けどそこは大人っ
「大丈夫、何もしなければ襲ってこないから行っておいで!!」
「虫と友達になれば良いんだよ~」
「トイレはそこしかないから行くしかないっ!」
あーだーこーだ言い訳つけて子どもたちをトイレに送り出しました
でも。
ごめんなさい。
私だってあのトイレ嫌です。
めーっっちゃ気持ち悪かったです
次に。
『動かなければアブやハチは襲ってこない、って言いまくってごめんなさい』
もちろん正しいのですが、
私もそこらの刺す虫の類は怖いです
正直、寄ってきたら払っちゃうと思います。
ってか、怖いです。
逃げます。
3回くらい足にアブ止まって、じっとしてたら3回とも逃げてくれたけど、
ハチが止まってたら慌てたかも。
私もそいつらが近くに来たときに動かない自信はないです、
ごめんなさい。
※アブってきれいな水のところじゃなきゃ生息できないから、
アブがいるのは水がきれいな証拠なのだ☆
加えて、
『そんなに虫大好きじゃないです、ごめんなさい』
ありとあらゆる種類の虫に出くわしました。
ミヤマクワガタ見つけたときには本当にテンション上がったけど、
アシナガグモや太いミミズ、大量のカマドウマには、正直ぎょっとしました。
でも、そこは大人
内心「ひぇ~!!!」と思いながら
大声出さず、
静かにその場を立ち去りました
最後に、
『肝試しにおったててごめんなさい』
このキャンプ恒例らしい、肝試し。
特に脅かすわけじゃなく、暗い森の道を
2~4人組で300mくらい進んだところに大人が1人待ってているからそこまで行くだけ。
…行くだけ、って行っても
明かりは手に持っている懐中電灯だけ。
めちゃめちゃ怖いじゃん
でも、そこは大人
「行ってらっしゃ~い」
「頑張って~」
「大丈夫、大丈夫」
と、都合の良い言葉を並べ、送り出しました。
いや、私が小学生だったら、
絶対行きたくないよ。
ってか、正直今でも暗いところ怖いので行きたくないです。
大人だって怖いものあるのだっ!←
…だけど。
ゴールまで全員がたどり着いて、
帰ってきたときにはみんな達成感に満ちた笑顔。
ひとまわり、成長したかな?
そんなこんなで、
変な“大人のプライド”を感じたわたくしめは
若干の見栄を張りながら子どもたちと接していたのでした(苦笑)
to be continue...