5月8日。活動初日 | natsuhoのブログ

5月8日。活動初日

5月8日(日)

朝。

起床→ラジオ体操→散歩→朝食→出発、
がこのプログラムの日課晴れ 


プログラム参加者は、グループに分かれて各担当の活動場所を決められ、
1週間そこで活動するのが原則となっています。

私は、他のメンバー2人と共に、南三陸町内のある避難所の担当になりました。


活動初日、気持ちのよい青空の下、今回の活動場所に車で向かいます車


南三陸町に入ってしばらくすると、津波の最終到達地点が見えてきました。


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ここは、海から直線距離で約3km離れた地点。
直接海を臨むことはできません。


後から被災者の方に伺って分かったことですが、
今回の津波で亡くなられた方は、海から離れたお宅の方も多かったとか。

海沿いに住んでいた方の中には、地震直後に津波を警戒して自主的に高台に避難した方もいましたが、
海から離れたところ、「まさかここまでは来ないだろう」と思われていたところまで津波が到達したため、
逃げ遅れて津波に巻き込まれてしまったそうです。


3月11日から約2ヶ月経ち、道路の復旧はかなり進んでいましたが、
まだまだ瓦礫があちこちにあり、小物もたくさん落ちています。


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2ヶ月間の不休の作業の結果がこの風景だと思うと、震災直後の状況がいかに凄まじかったかを思い知らされます。


到着した避難所には、約50人ほどの方が寝泊りをしていらっしゃいました。
壁には、応援メッセージが書かれた旗、模造紙、千羽鶴などが飾ってあり、
その送り主の場所は北海道、神戸、アメリカなど、様々でした。


この日は避難所の現状把握のための情報収集、関係者の方への挨拶などを行いましたが、
まだ右も左も分かりません。


こんな感じで、活動初日はバタバタと過ぎていったのでした…