当日は朝から生憎の曇り空で汗をかくこともなく快適で、後半少し雨に打たれましたが、幹事さんの計画通り、全ての史跡を巡るだけでなく、山本さんがお勧めであった守山の伊勢遺跡史跡公園も見学できました。

伊勢遺跡は弥生時代後期の大規模な集落遺跡で全国的に見ても非常に貴重な史跡で、昨年開園したばかりですので、初めて聞く話が多く興味深いものでした。

当日は春の例大祭を前倒しで挙行されている神社がいくつもあり、後半に訪れた大嶋神社もちょうど巡行から帰られた氏子さんと打ち解け宮司さんにもご挨拶できました。驚いたことに宮司さんホツマの本を持っておられるとの事で、面白い話と興味を持たれたようですが、読み進めるところまではいかなかった様子ですが、偶然ホツマのメンバーと会合できて驚いておられました。

良い機会でしたので正式礼拝をお願いし、記念に霊験あらたかなムベの飴を頂戴しました。

ムベはアケビを丸くした感じの果実で、アケビのように皮が割れないのが特徴です。

昔、この地を巡行された天智天皇が、この地で8人の男子を持つ健康な老夫婦に出会い、どうしてこのように元気なのかと問われたところ、この地で採れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、これを食しているから健康ですと応えたところ、天智天皇がむべなるかなと納得されたことから、この果物をムベと言うようになったとのことです。

以降、ムベがフナやマスなどの琵琶湖の産物として朝廷に献上されそうです。

頂いた飴はこの果物のエキスを練り込んだものでした。

 

 

大嶋神社で正式参拝

 

大嶋神社で正式参拝