ここ2か月くらい悩みに悩んだ、ぷに。の過呼吸。
その件で、先日やっと医大の発達外来を受診することが出来ました。
(予約から1か月半待ち!)
入室すると、先生は、思い出したかのように、ぷに。に声を掛けました。
「やぁ!君か!君が来てくれたんだね!!!ぷに。君!
君のことは、よく覚えてるよ、笑顔が可愛い子だよね!」
何百人と言う子供たちを診て下さる先生は、ぷに。がどんな子か、
しっかり捉えていらっしゃる。
きっと可愛い子だな。と思ってくれていたのでしょう。
話せなくても、意味が分かるぷに。は、その先生の言葉を聞いて、
ニッコリと笑いました。
そして、ぷに。の過呼吸の動画見て頂き、一連の様子を話しました。
先生は、静かに耳を傾けて、うんうん。と聞き、時にぷに。に目を向けて下さいました。
そして、一連の話を聞いた先生が話し始めました・・・
「動画を見てね、すぐに思ったのはね、、、これ、てんかんの一種だと思うよ」
て、てんかん?!
私も旦那もビックリです。
まさか、、、てんかんだったとは・・・!
てんかんと言うと、とても対応が難しい印象があったからです。
先生は、淡々と…でも優しく話し続けます。
「でもね、てんかんと言ってもね、多くの方が知っている、『泡を吹いて、白目をむいて、意識がなくなる』、そういうてんかんではないんだよ。」
「過呼吸の合間に見られる、後ろにカクっと倒れるようなしぐさ、これがてんかんなんだよ。
そしてこのてんかんは、カクっと1秒で終わるから、特に対処は必要がない。」
「気を付けてほしいのは、二次被害。カクっとして、転んだりぶつけたりしないようにすること」
「薬はね、、、あまり効果がない。と言われている種類のてんかんなんだ、、、だから、飲んでも良いし、その辺はお任せします。ただそれなりに副作用はありますよ」
「カクっとしている時は、本人に痛みや苦しさはありませんので、あまり心配しないでください。言うならば、私たちでも、寝る直前に体がガクッとしますよね?それなんです」
「どうしたらてんかん事態を減らせるか、、、それは脳への刺激を控えること。すごく楽しかったり、ストレスがある環境は、良いことも悪いことも刺激になっててんかんを引き起こす可能性があるから、気を付けてあげてね」
以上が、先生からお伺いした内容です。
次回、脳波の測定をするために1か月後に予約をして、受診は終わりました。
先生も私も、要点を掻い摘んで話したので、20分ほどの診察時間でした。
ぷに。はその間ニコニコしながら、時に浅い過呼吸をしながら、お利口に居てくれました。
それにしても、問題は、過呼吸ではなく、その間にあるクラッとする症状「=てんかん」だったとは・・・!
幸い先生は、「てんかん」を丁寧に説明して下さったので、大きなショックはありませんでした。
それよりも、ここ数か月悩んでいた過呼吸の病名や対処法がはっきりして、スッキリしました。
こうして、医大の発達外来受診は終わりました。
このてんかんは、すぐに治るものではないので、一生上手に付き合っていくことになるそうです。
そっか、、、てんかんも持ってたんだね。
アレルギー、喘息、アトピー、そして「てんかん」
大丈夫だよ、もう大概のことがきても私は平気だよ。
また一つ、君は人に気づきを与えるために、「てんかん」を持ち合わせて生まれてきたんだね。
それが君の使命なら、、、お母さんも一緒に向き合うからね。
大丈夫、大丈夫。
こうやって、一個づつ一歩づつ、ぷに。との新しい世界。は、始まっています。