もう特殊能力と言っていいくらいの、

大野智さんの能力の高さがすごい。

 

 

 

空間認識能力と記憶力のとてつもなさ。

さらに集中する佇まいと動きがかっこいい。

「書く」というよ「描く」ようであり、「描く」というより「踊る」ようである。

 

 

 

2015年11月7日 しやがれ ペンライトアート

 

 

 

ペンライトの軌跡が、特殊な撮影により絵のようになるアート。

撮影されたものをあとから見ると絵になっているんだけど、

ペンライトが動いている最中は何だかわからない。

 

 

 

でも、

ペンライトで描いている本人にはきっとわかっているんだよね。

 

 

 

出演者のみなさんも挑戦。

普通は思った通りにいかないものだと思うけど、

大野さんがすごかった。

 

 

 

大野さんが書いたのは、「嵐」という漢字一文字。

文字だから、

たまたまでなく、思った通りに空中に書けていることがわかる。

 

 

 

しかも1本線の文字ではなく、

幅のあるレタリング文字。

画の幅が一定なんだよ!

空中に書いているのに。

記録されたものがそのときは見えないのに。

 

 

 

すごい。

センスとか能力がすごいんだね。

本当にすごい大野智。

 

 

 

さらに過程のパフォーマンスが美しい大さん。

 

 

 

立って構えている佇まいに、静かな威厳が漂っている。

無駄に動かない静けさがたまらない。

 

 

 

書き始めると、

まるでアクリル板に書いているみたいに安定。

見えているかのように。

 

 

 

筆(ペンライト)さばききは、まるで殺陣のよう。

筆先は躍動して、体幹は身じろぎもしない。

 

 

 

跪いても刀さばきの一環のように美しく凛としていて、

ライトの色を変えるボタン操作すら鮮やか。

 

 

 

暗闇の中で筆をふるう大野さん。

パフォーマー自体をも魅せる芸術だった。

本当にかっこいい大野智。