今回もまた危険すぎるロケ。
この年の大野さんは、体を張る仕事がすごく多かった。
2015年6月20日しやがれ(灼熱のフライパン作り)
走ってきて跳んで、
大野「イエイッ!」
の登場と笑顔がすこぶるかわいい大野さん。
三重県の「錦見鋳造」でフライパン作り。
社長「かなり熱いですから。危険ですし。」
大野「危険ですか。」
プロが危険だって言ってるよ。
社長「1500℃なんで。」
咽る大野さん。
ナレ「今まで数々の熱いロケをこなしてきたが、1500℃は初めて!」
大野「できますか、それ僕。」
社長「どうですかね…でも、無理だと思いますけど。」
プロが無理だって言ってるよ。
誰がやっても安全というわけではない。
職人さんたちは、学んで鍛錬して仕事と向き合っている。
銑鉄(鉄+炭素+マンガン)という原料を炉で溶かす。
UFOキャッチャーみたいな巨大電磁石で重い銑鉄を炉まで運ぶ。
スイッチを切ると、とたんにくっついていた銑鉄がバラバラっとなる。
楽しさのあまり、世にもかわいい顔で社長に微笑みかける大野さん。
それにしてもかわいい。
1500℃になった後の炉は、赤く強い光を放っていて目も開けられない。
社長はちゃんと黒いゴーグルをしているのに、
大野さんは透明なゴーグル。
社長「見るのもたいへんですよね。」
大野「見えない。」
1500℃の穴のそばで、目も開けられずに立つ大野さん。
ナレ「やむなくサングラスを追加。」
…やむなく?
ナレ「今週のアツアツリアクションいってみよう!」
楽しそうなナレーションと、苦しそうな大野さんの対比。
熱さに苦しみつつも、社長さんにくっついて、棒で炉の中の不純物を取り除く大野さん。
社長さん、すごいね。いつもこんな熱波と光線と火の粉の中で作業してるんだ。
大野さんが炉に最接近したのは、
カップに入った炭を、炉の穴に入れるとき。
社長の必死な声。
社長「気を付けてくださいよ!」
苦しみながらも、迷いなく炉の穴の真上に手を伸ばす大野さんの
ど根性。
まるでオーラのように立ち昇る1500℃のオレンジ色。
大野「あっついついついつい!」
サラーっと、上手に炭を投入。
次は溶けた鉄を取り出す。
燃える鉄の滝。飛び散る火花。大迫力。
物づくりってすさまじい。
大野さんのがんばりもすさまじい。