生はいい。
大野さんの歌声の素晴らしさや、
大野さん自身の素晴らしさがよく伝わってくる。
2014年9月26日Mステ3時間SP(ハワイ生中継)
ハワイから生中継の「A・RA・SHI」
前奏に合わせてジャケットのボタンを「パンッ」と片手で外すのが、
かっこいい。
すごくはやいの。
こんなスマートな外し方、すごい。
建物の中から歩いて外に出て間もなく、
大野さんの大事な「トゥルルル…ハッ!ハッ!ハッ!」のマイク入ってなかった。
歌ってるのに入ってなかった。何ということでしょう。
「A・RA・SHI A・RA・SHI」
密かにきれいに回っている腰。
腰パンのせいか、ベルトのせいか、回転がよく見える。
「Step by step ブッ飛ぶよりも裸のまま突っ込め」
よかった。大野さんのソロマイク入ってた。
麗しい声。
優しい「Step」と艶やかな「by」。
「は」とか「ま」とかのアクセントが素敵。「め」も心地よい。
いろいろな表情の響きがあって、
大野さんは響き使いだ。
「Day by day 退屈よりも Ah 刺激がほしいから 大きな翼広げよう」
シルキーボイスから「Ah」の色気。
徐々に力強さがクレッシェンド。
心地よくドラマチックな歌唱。
一言一言の音の表現にうっとりする。
しかもダンスしながらの、この素晴らしい歌唱。
驚くべき魅力。
間奏。
早速見事なダブルターン。
速い!ダブル終わりまできれい!
ターン前の準備は小さく、でもきっと内側にためてるエネルギーは大きく、
エレガントに素早く回転。
回っているときの顔の向きが洗練され、ジャケットの裾が美しく翻る。
2回転目も余裕できれい。
きっちり片足で回り切って、その流れでもう半回転して後ろへ歩き出す大野さん。
だからほぼ2回転半。
ターンで上げていた足を完全に下ろすのは、
ひねりのきいた美しい身体で歩き出す大きな一歩目なんだから、
大野さんって桁違い。
一旦後ろに下がってから、
鮮やかな片手側転。
もう余裕。
床に向かうときの脚が伸びていてきれい。
この余裕とラインの美しさから気品が漂う。
そして珠玉の大野さんバラードソロ。
「You are my SOUL! SOUL! いつもすぐそばにある 譲れないよ 誰もじゃまできない」
大野さんの美声で、ガラッと雰囲気を変える。
染み入るような美声が空間を包む。
「れ」が少し叫ぶのもいい。
「体中に風を集めて 巻きおこせ A・RA・SHI A・RA・SHI for dream」
「こ」がキラキラしてる。
「for」の切ないくらいの美しさ。
この曲の終末部分を飾るバラードソロがゆっくり聴けて、
贅沢なひとときだった。
見事な大野智さんのボーカル。
人間の美声っていいよね。
大野智さんの声は特にいい。
本当に上質。