振りがただの振りじゃなく、
こだわって仕上げてくれてるのがわかる、大野さんのダンス。
だから見ていて飽きない。
2014年1月1日しやがれ2時間半SP(15周年1年1曲ノンストップライブ)
デビューしてから各年のシングルから1曲ずつ選んで歌ってくれたSPライブ。
2003年は「ハダシの未来」。
大野さんのクラップがかっこいい。
リズム感と弾け方。
小気味がいい。
そしてダンスとして成立する形のよさ。
Aメロ直前の印象的な振り。
両手を広げてクネクネってするところ。
大野さんの身体ラインの見せ方がうまい。
お尻を振るなんて幼稚な感じじゃなくて、
胸からつま先までの身体を大きく使ってしなる。
柳のようでもあり、竹のようでもある。
頭と肩は固定して、
股関節と、膝の関節を見事にスライド。
美しくも、ちょっと不思議で印象的な動き。
大野智さんのダンスは芸術。
そしてクールにターン。
「嘘じゃない」
交互に膝を内側に入れるだけで、
ひらひら柔らかくて美しい。
「ココロ潤して」
腕を下げるときの指先まで美しい。