一瞬一瞬の美しい形を大切に、
磨き上げてみせてくれる大野さんのダンス。
どうやってこんなに磨いているんだろう。
すさまじい美的センスなのか。
すさまじい努力なのか。
2014年1月1日しやがれ2時間半SP(15周年1年1曲ノンストップライブ)
デビューしてから各年のシングルから1曲ずつ選んで歌ってくれたSPライブ。
2001年は「君のために僕がいる」。
「がんばるさ!」
腕をぐるぐるして顔の前で止める振りの大野さんがかわいい。
アウトロで右足を大きく上げるんだけど、
きれいだよね、大野さん。
上げた脚が反るほど真っ直ぐで、
つま先を外に開いてよりきれいに見えるようにしている。
そして上半身が無駄に傾かない。
前に上げた脚を戻して、
後方に上げていく切替の瞬間もきれい。
上半身とか、膝の向きとか。
脚を後ろに振って止めたときの姿は、
フィギアスケーターがジャンプで踏み切る瞬間みたい。
要するにきれい。
そしてその形から、
実にスムーズにターン。
こんなにかわいい振りで、
こんなに魅せる。
それが大野智。