釣りするパントマイムもそうだったけど、

大野さんの即興芝居は、

構成がしっかりしていて、かつ斬新。

わかりやすくておもしろい。

 

 

 

つまりすごい。

 

 

 

2014年しやがれ(この年レギュラー1回目)ゲスト松たか子さん

 

 

 

OPトーク。

大野「一発目ですからね。松さんでよかったですね。」

たしかに、縁起よさそう。

名前とか、お人柄とか。

 

 

 

大野「ぼくはですね、(松さんの)昔のCDもってます。」

まだシングルのケースが細長かった頃の話らしい。

 

 

 

大野「I STAND ALONE」

松「2枚目ですね!」

 

 

 

大野「自分で買いました。たぶん。

    好きだったんです。あの曲が。」

いい趣味してるよなあ。

松さんのきれいで凛とした声が、ちょっと切ないメロディーによく合う。

 

 

 

大野さん、ほんの少しだけ歌ってくれた。

「I stand alone」

きれいな声。かわいい。

 

 

 

松さんとメンバーそれぞれがペアでお芝居。

松さんと大野さんは夫婦の設定。

お互い仕事から帰ってきてとても疲れている。

 

 

 

芝居スタート。

大野さんがソファでとても疲れている。

脚全開でソファにもたれかかっている。

 

 

 

股関節やわらかい。

スタイルがいい。

 

 

 

松さんも疲れて帰ってくる。

大野「熱ありそうだね、ちょっと。」

松「熱ありそうだね。」

 

 

 

互いに相手の出方をうかがう。

 

 

 

大野「…お茶作るわ。」「ほんと、顔色悪いから。」

大野さんが動いた。

 

 

 

松「ペパーミントって、いいのかな、こういうとき。」

大野「顔色治る系じゃない?」

ほう。それは素敵な効能。そして面白い。

 

 

 

大野「ちょっと先に飲むわ。」

急展開。

 

 

 

飲んだペパーミントティーを味わう大野さんの横顔が、

息を飲むほど美しい。

これは尊い。

 

 

 

松さんも見守っている。

 

 

 

大野「…治ったわ。」

ここで瞬時に意図を察する松さん。

 

 

 

松「ほんと?そんな即効性?

  そういうのって、そんなさあ、すぐ治んないよ。」

松さんにお茶を勧める大野さん。

 

 

 

松さんは一口飲んで…大野さんが飲んだときと同じ仕草で、

松「…治ったかも。」

大野「治ったろ?」

松&大野「イエーイ!」(ハイタッチ)

 

 

 

すごい、息ぴったり!

 

 

 

互いの呼吸をよみながらの芝居、お見事。

実によくできた構成だった。