立ち上がったり腰掛けたりするだけでダンスな、大野さんの美しい動き。
そして美しいダンスのために美しく鍛えられた身体。
ダンス以外の仕事もしながら、
ダンスのための身体を懸命に守り抜いてくれたんだなと、
しみじみ思うこの回。
2013年12月24日「明日に架ける旅」(準備運動)
海洋開発科ほとんどの皆さんは、レスリング部で汗を流している。
鍛えるねえ。
大野さんも「ハードな準備運動」を体験するが、膝が痛い。
本当は、「Top secret」でお馴染みの細かい足踏みができるのに。
膝に手を置き、
大野「痛い痛い痛い痛い!」
52キロの潜水服め!
(この日は潜水体験のため、
両足で20キロの靴を履き、全身52キロの装備で
陸を歩いた。
膝を傷めている超一流ダンサーが、
体を張って重さを体験する仕事。)
そこで、
機転をきかせて面白い方に切り替える大野さん。
仕事きっちり。
気合入れする大人の立場にシフトチェンジ。
もう自然と内面からキャラ移行する感じがほんとにおもしろい。
そして立ち上がるときでさえ、
足首からつま先まで形が整っていてきれい。
積み上げたマットに腰掛けるまでの動きがダンスみたい。
歩く後ろ姿から右足をあげると、
そのまま回転しながら腰掛けて右足を左膝に掛ける。
あげた右足をつかずに最終形までもっていくところがお洒落。
予想できない身のこなし。
おもしろくて美しい。