大野さんのコロコロバイキングには、
記憶に残る回がある。
この日のコロコロバイキングもまた、
本当にドラマチックだった。
「誰かのため」となったときの大野さんは、
特別にすごい。
2013年12月5日VSチーム群馬
大野智さんに憧れてジャニーズ入りした知念侑李さんがプラスワンゲスト。
自分に憧れている相手にあえて厳しく接しつつ、
最後に救う大野さんがまぶしいこの回。
バンクボーリング。
この日、ひと際小顔の大野さん。
台の上から残りピンの様子を見る頭の動きがシャープ。
すでにダンス。
1投目の人たちが残した赤ピンを倒してキメ顔。
顔すら自由自在に操る。
拍子木のSEがよく似合う凛々しさ。
コロコロバイキング。
運動神経抜群の知念さんが実力発揮できず、
最終ゲームのコロコロバイキングに勝敗がかかっていた。
大切な最終ラインであるオレンジゾーンは、大野さんと知念侑李さん。
大野「だからあんまやんなくていい。俺やる。」
ピンチのときほど責任をもつ大野智。
天の声「決して、簡単ではない挑戦です。」
1個目。
自分サイドから上手く50に入れる大野さん。
集中する横顔が震えるほどきれい。
3個目の球筋の美しさ。
中央から穴の周囲をグルっと回して知念さんサイドの50に入れた。
ハラハラドキドキエンターテイメント。
敵チームも大興奮。
4個目のゴールデンボール。
ブリッジのきわを転がって、50に入るミラクル。
天の声「魅せます。魅せます、チーム大野!」
10ポイントになったのも、全部50をかすっての10だったから、
本当に巧かったと思う。
一つも落とさずに鮮やかなコロコロぶり。
結果は…
目標得点を上回り、見事勝利!
本当にうれしそうな大野さん。
このとき知念さん19才。守りたいよね。
知念「やっぱ大野君すごいです。」
大野(キメ顔)「ずっと…憧れていろよ。」
背中越しにみんなを手招きして船を降りるかっこいい大野さん。
知念さんと固く握手し肩を抱く。
知念「なんだかんだいってやっぱり、大野くん世界一です。」
知念さんも世界一見る目あるよ。
そして最後にはにかんだ笑顔になっちゃうかわいい大野さん。