かっこいい人だよね、大野智。
本物のクール。
どんな曲の世界でも圧倒的。
「復活LOVE」
「5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019」より
イントロ。
映画のワンシーンのような映像。
大野さんが向こうから歩いてきてフレームイン。
音楽とともにある大野智さんは、歩いているだけで芸術。
都会の背景が似合う。クール。
「よ、こ」
歌い出しの美声に驚く。神がかった響き。
「横殴りの雨の中」
日本語がきらきらしている。言葉の響きと音の響きが美しく昇華される。
そしてまるで日常の仕草のように自然でクールなターン。
回転の速度が絶妙。もはや大野さんの存在自体が美しい。
「この部屋を飛び出した君は」
美しい憂いの表情で語りかけるような大野さんの姿が
みる者を曲の世界へといざなう。
ポケットに手を入れて階段を上る大野さんがかっこいい。
背中がきれい。肩甲骨が引き締まっている。
エレベーター前。
滑らかなターンから始まる。
両手がポケットに入っていても、
軽々と膝の高さまで上がる足。
脚が強く動いたときの上半身の姿勢の良さと静けさ。
このクールさも美しさだ。
「水しぶきあげ遠ざかる」
片足を動かして脚を開く。
大野さんのちょっとしたつま先の向きや腰の沈ませ方が美しいラインをつくる。
一瞬のことなんだけど、伸ばす手足がきれい。
反ってしなって弓のよう。
そして余裕。気品が薫る。
「My love 離さないよ。」
まばゆい。