The Music Day(2020・9・12)
大野智さんのハイトーンクリスタルボイスには、
涙が止まらない。
大野智さんの歌は素晴らしい。
絶対的に。
どんな理屈よりも、
肩書よりも、
カテゴライズよりも、
この美声こそが真実。
V6の坂本昌行さんと二人で、KinKi Kidsさんの曲をカバー。
「愛のかたまり」
イントロのピアノがすでにいい。
大野さんのソロから始まった。
「心配性すぎなあなたは 電車に乗せるのを嫌がる」
声がきれい。
音程が正確。
リズムが完璧。
歌詞が伝わる。
基本的なことが最高の質でできる。
余裕でできる。
それが大野智。
「まるでかよわい女の子みたいで なんだか嬉しいの。」
基本を最高レベルでクリアしつつ、人物像やドラマを感じさせる歌唱。
「女の子」の歌い方に微かに滲むデカダンス。
ニュアンスの端々に、KinKi Kidsさんへのリスペクトを感じる。
「のおおお…」フレーズの着地が素敵なんだ。
「教えたいもの 見せたいもの」
大野智さんの絶品上ハモリ。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。
艶と透明感と余裕。
大野さんの真骨頂。
私の好きな大野さんの声。
「言葉や仕草は あなただけの為にあるから」
はーーーーー!いい声!
大野さんの輝く高音!
力まないで伸びるから澄んでる。
伸ばした最後にキラッと、ちょっと感情が叫ぶ。
美しいままで感情があふれるから泣ける。
美声を浴びるとはまさにこのこと。
「思いきり抱きしめられると心」
歌のうまい坂本さんと声を重ね合う美しき迫力。
しかもお二人、前に歩んで来る。
そして「心」の語尾の魅力。
「あなたでよかったと歌うの」
歌詞の美しさとともに、「の」がキラキラ響いてる。
「X’masなんていらないくらい 君が愛のかたまり
最後の人に出逢えたよね」
稀有な表現者。
あなたの今宵の歌に出逢えたかけがえのない時間。
大野さんにカバーしてほしい曲はたくさんある。
しかも、5年ごとぐらいに再カバーしてもらって、
「何年の○○のカバーはここがいいよね」なんて言って味わいたい。
ダンスも然り。
新曲も然り。