大野智さんの存在も動きも
もはや神々しい。
これ以上ない非日常の世界。
今日紹介するのは、
「マスクマジック」 (「ARASHI “Japonism Show”in ARENA」disc4より)
大野さんのオーラが立ち昇るような登場。
翡翠色の効いた煌びやかな衣装以上に輝くお顔。
傘に目をやる大野さんの引き締まった横顔が凛々しい。
ゆっくりした動きに息をのんで見入る。
緩急。
鮮やかに操られる傘と大野さんの美貌。
鬼の面。
しばし布に隠れる間に青鬼に入れ替わっている大野さん。
偽物は抜け殻のように倒れ本物が明かされる演出が見事。
煌びやかな青も似合う。
大野さんは面をしていても
ためと粘りと型の迫力、動きの存在感が違う。
青から赤、緑、朱、シルバー…
袖が一瞬顔を通る間に次々と入れ替わる面。
見事すぎてこわい。
瞬間移動で階段下ステージにあらわれる大野さん。
面をしているのに、
眼光が鋭い。
この目はまさに大野さん。
目の光自体が特別なのだと思い知らされる。
加えて腰を落としたときの両膝の向きが天下一品。
次々に面を剥がし捨てる大野さん。
赤い面のときの目力が怖いくらいだ。
さらに面を捨て、
面の空中移動の後、最後の面を捨てる。
世にも美しい大野さんの顔。
圧倒的だ。