身体の全てに魅力が宿っている。
大野さんのダンスを見ていると、そう思う。
「音楽の日2020」(2020・7・18)
「ハダシの未来」
イントロ。
おしりじゃなくて、
ちゃんと腰を振っているのがきれいな
大野さん。
なんなら腰から腹のあたりをスウィングしているような、
腹筋を感じる動き。
好き。
直後のシャープなターン。
逆方向に力をしっかりためてから、
優雅な姿勢と雰囲気のまま、一瞬で回って止まる。
「いつでも」
大野智さんの美声。
うまい。
気持ちがいい。
「疲れたままの」
口をマイク位置に固定したままでも、
きれいにスウィングする大野さんの身体。
しなやか。
新しい発見。
今日の大野さんとスタンドマイクは一段といい。
流し目で指をさすのもいい。
アウトロで傾けてるのもいい。
そしてターンのスピード!
この日のターンは全部高速。
整った軸と舞い上がるジャケットの裾。
最早呼吸するかのような自然さで美しく回転する大野さん。