大野さんは、バラエティでも大活躍だ。
この回では、
ときに超強者で、
ときにいじられ役で、
そして最後にはキュートなウインクだもの。
働き者だよね。
しやがれ(2012・11・3)アニキゲストはメンタリストのDaiGoさん。
「驚かせ楽しませる」のがマジック。
「驚かせて信じこませる」のがメンタリズムだそうだ。
人を楽しませるのも、操ろうとするのも、「驚かせる」という入り口が同じなの複雑。
DaiGoさんのフォーク曲げ。
「何なの?」
「え、まじか。」
「嘘だあ。」
素直に驚く大野さん。
いいリアクションだと思うのに、なぜだかおこられまくる。
フォークを小さく丸め込むDaiGoさん。
がんばって力を入れているように見えないのがすごい。
力んでいないのに、
高く、遠く、鋭く、速く、美しく動く大野さんのダンスと通じるものがある。
短いトークのためにわざわざ来てくれた草野仁さんが帰るとき、
はっと目を見開き申し訳なさそうな顔をして、
椅子から素早く離れて立ち、深くお辞儀する大野さん。
素の大人な大野さん。
DaiGoさんと騙し合い対決。
大野さんの立ち姿がきれい。脚が反ってる。
初戦は「わさび寿司メンタリズム対決」。
「むりだわ、これ。」
結構大きめの声で大野さんが言う。
唐辛子は大丈夫でも、多めのわさびは得意じゃないんだね。
でもジャンケンの結果、挑戦するのは大野さん。
3貫中1貫がわさび寿司。
DaiGoさんに操られてしまうと、わさび寿司を食べねばならない。
この対決の大野さんがすごかった。
勝つのが難しいときは勝ちにいく。
DaiGoさんの話を聞いた後、ちょっと考えて、
「表情変えない方がいいんだよね。」
「あ、でも今はもうご自分が選ぶ側なので表情は関係ない。」
スタジオ爆笑シーンだったけど、
とんちんかんなことを言っているようで、実は賢明。
表情をDaiGoさんに読まれると、
適切なコントロールの言葉をかけられてしまうからね。
「ちなみに僕の好きな色はブルーです。」
揺さぶるDaiGoさん。
顔をしかめてメンタリズムと闘う大野さん。
瞼を開いてしっかりDaiGoさんを見ながら、
「僕もブルーが好きです。」
面白い。意外な返し。DaiGoさんが驚いちゃう。
不敵なドヤ笑顔でDaiGoさんを見つめる大野さん。
あっさりとわさびじゃない寿司を選んで食べる。
大野さん勝利。
思った以上にうれしそう。ガッツポーズ。
「勝ったあ。」
ガッツポーズの拳を握ったままでDaiGoさんの説明を聞く大野さん。
かわいい。
「ぼくは、この(ネタの)色とサイズで決めました。」
冷静に観察してたーー!
「あ…こっち?!」
「わさびは、赤みが多くてちょっとでかいんですよ。
だからコイツだなあと思ったんですよ。」
「で、これ(普通の寿司)小っちゃかったから、コイツに似てんなあと思って、
これにしたんですよ。」
「こっちの方がちょっと(色が)薄いんだよ。とか。」
短い時間にすごい観察力。すごい。
「これは魚を読まれて負けるって微妙な気分ですね。」
大野さんのかわいい笑顔。すごくかわいい。
3試合目。
DaiGoさんが予め決めている人を、ブーブークッションの椅子に誘導するメンタリズム。
前もって、カードに名前が書いてある。
恥ずかしい椅子に座ることを、事前に決められているのは大野さん。
こうした役割に差し出されがちな大野さん。不憫。
3人(うち一人大野さん)が1枚ずつカードを選び、カードと同じ色の椅子に座る。
でも厳密には、自由にカードを選べるわけではない。
自分の意思でカードに手は置けるが、
結局どのカードを選ぶかはDAIGOさんが決める。
これだと操られる側に勝ち目は少ないね。
「残っている(触っていない)カードを持って行ってください。」
見事ブーブークッションの椅子に座らされ、よってたかっていじられまくる大野さん。
それなのに悠然として、DAIGOさんとキメポーズ。
「それがメンタリズム。」キラーン。
大野さんのキメ顔カメラ目線がかっこいい。
しかもウィンク。
最強。