しやがれ(2020・6・27)
「AI記念館」
今日も美人な大野さん。
AIさんが赤ちゃんのときからすごかったことは何か。
「笑顔。」
素敵な答え。
「歌詞ってさ、いつパッと思いつくの?」
美声と美貌で質問する大野さん。
「の」の余韻がすごい。
「生み出す」「つくる」ことに関しては、
いつも興味しんしん。
マイケルジャクソンの音楽がかかると踊っちゃう話。
若干踊る中でのムーンウォーク披露。
「何か、私テレビで前、大野さんがやってるのを何か見たことがある。」
ケント・モリさんとのコラボ(2012年)は見た。
もちろん、ダンサーの方々は皆上手だったけど、
大野さんのキレと身軽さと上品さというスペシャリティが際立っていた。
ギンギラ衣装のケントさんはじめ着飾ったダンサーたちの中で、
チャリTとスウェットに黒革ジャンを羽織った大野さんの
シャープなダンスが好きでたまらなかった。
「俺はやったことないよ、テレビでえ。」
当時ケントさんが、大野さんとはリハーサルすらほとんどできなかったと言っていた。
時間がなかったと。
忙しすぎる大野さん。
記憶にも残らないほど忙しかったのかも。
いったいどんなおそろしいスケジューリングなのか。
ケントさんとのコラボは、テレビでもあったが生ステージでもあった。
しかももう、8年も前だ。
コンサートでならムーンウォークしているし、
縦横無尽なムーンウォーク的ダンスなら度々踊ってくれている。
床を滑るような足運びの達人、大野智。
AIさんのおかげで、
また大野さんのムーンウォークが見られて歓喜。
きれいで滑らか。
大野さんのマイケルダンスには、
ちゃんと驚きがある。
美しさがある。
始める前にセットする左足。
足指の付け根をぐっと曲げて踵を上げる、
付け根に力が漲った瞬間、
もう一方の足が滑りだす。
かっこいい。
つま先だけ床につきさして、
足を滑らせていく一歩もあったね。
すごい!
大野さんの、
つま先立ちなのに真っ直ぐな、靴裏のラインが大好き。
衝撃の美しさ。
強いつま先、きれいな膝、静寂の上半身。
そしてスライドの等速性。
滑らかに足をスライドさせた最後、
滑らかに踵を上げて静止する。
静と滑。
タイミングの絶妙さと滑らかさの連続性。
「おれはやってたよ、子どものときに。」
当たり前のように、マイケルジャクソンの音楽やダンス映像が身近にあった、
大野少年の日常。