「傾くだけでも美しい」には、いったいどれだけ多くの理由があるのだろう。
「傾くだけでも美しい」ために、いったいどれほど多くの情熱と時間が捧げられたのだろう。
私が好きなダンスを紹介しています。今日は、
「Troublemaker」
「ARASHI “Japonism Show”in ARENA」disc3より
「輝きを秘めたハートビート」から踊ってくれた。
いつもよりはっきり傾きながら跪く大野さん。
大きく左に傾いても
上半身から頭のラインがきれい。
しかも美声で歌いながら。
跪くまでの滑らかな頭の軌道と絶妙なスピードコントロール。
「誰にも譲れない 胸の奥には 光があるよ」
大きく丁寧に頭で∞を描く大野さん。
支える全身のすごい筋肉。
揺れながらすうっと立つのだってすごいよね。
でもそのあと、
おしりをふりふりする後ろ姿はかわいい。
「Moving now! Moving now!」
右腕が別の生き物みたいに踊る大野さん。
自由自在にしなやか。
そして鋭い移動。
「Do it! Do it!」
きびきびした右足の捻り。
全ては
楽しいと完璧の両立。