この形はまことに素晴らしい。
「Love Situation」(アラフェス'13より)
中世貴族のような衣装がとても似合う大野さん。
「少しずつ」の前、
画面の右隅、超高速ターンの大野さん。
どんなに高速でも、
上半身や頭が後から回ってくる、
スパイラル感増し増しのターン。
「少しずつ」と「近づきたい」の間。
ふわりと舞い上がるような姿。
伏せる前の「オ」みたいな形が
極めて優雅。
この曲で、
いつも印象に残る美しい形。
「ふわりと舞い上がる」を美しさであらわすと
この形になるのだろうか。
反り加減が絶妙だし、
広げた両腕が指先まで上品だし、
後ろに軽々と跳ね上がった脚が高くて美しい。
しかも最高潮のコンディションで
静止する。
この美しい形が、
夜の闇に、輝く白色で切り取られて眼福。