Q-tubeグランプリ(2020・4・5)

 

 

 

何がすごいって、

もちろんできたのもすごいけど、

美しいのがすごい大野智。

 

 

 

無茶なチャレンジしていても

美しい。

すごい上に美しい

大野さんの壁縄跳び。

 

 

 

できる動きは美しいのか、

美しいからできるのか。

 

 

 

お手本動画を見て早速挑戦って、

たいへんだよね。

 

 

 

壁と壁の間に手足を突っ張って登っていく映像は見たことがある。

でも、そこで縄跳びって。

手離しちゃうの?

足離しちゃうの?

落下するよね、そりゃ。

 

 

 

いよいよ大野さんが挑戦。

壁を登る下半身のアップ。

 

 

 

「もうできそう。」(スタジオの声)

なぜだろう。

足を見ただけで、確かにそう思える。

…かっこいい脚だよね。

 

 

 

超絶ダンサーのふくらはぎはもちろん、

脛まで筋肉で盛り上がる鍛え抜かれたライン。

つま先だけで壁をグリップし、

全身を支える強さ。

 

 

 

「すべるやん。」

たぶん壁と壁の距離、材質、コンディションなど、

データ取得一瞬で完了。

 

 

 

縄を受け取って跳び越え、壁に着地。

見事、壁縄跳び成功。

 

 

 

縄が回ってくるタイミングを読んで、

きれいに引き上がる上半身。

壁を蹴っているというよりは、

上半身に連れられるように浮き上がる足。

 

 

 

抜群に美しい空中姿勢。

浮いている間の上半身の余裕。

 

 

 

きれいな姿勢でしばし静止する空中。

とても滞空で、しかも縄跳び中とは思えない。

一貫して美しい角度を保つ膝とつま先。

大野さんのダンスと一緒。

踵同士が出会うまで、一切落ちてこないホバリング状態。

 

 

 

成功してうれしはずかしそうなお顔と、

縄をカッコつけて投げるお洒落な仕草のギャップ。

どのポーズもいちいちきれい。

 

 

 

もっとできると言われ、2回目のチャレンジ。

もう簡単に素早く壁を登りすぎて、

アップだとカメラが追い切れず、見切れそうになる大野さん。

 

 

 

跳び終わるたび頭に絡む縄を振りほどく動きがシャープ。

3回目なんかは、ほぼ踏み切った地点に着地できるほど余裕な感じ。

だんだんかわいい顔で笑っちゃってる。

 

 

 

何と4回も成功。

「スゴイの?これ。分かんねえわ。」

大野さんらしい一言。

 

 

 

「何もなく(濡れたり泥だらけになったりせず)帰れるんだね。」

いい仕事をして、

ささやかなしあわせを見つけて帰る大野さん。

可憐だ。