大野さんの自分語りが貴重な今回。

シェアハウス(2012年)木村多江さんゲスト。

 

 

 

OP。

大野さんの一人芝居で小話。一人二役。

 

 

 

右横顔と左横顔で「ジョン」と「マイケル」を演じ分ける。

これがうまい。

 

 

 

ちゃんと「ジョン」と「マイケル」で人格が違う。

アメリカンなノリで、テンポよく会話が進む。

オチを言うぎりぎりで鳴るチャイム。

「気にすんなマイケル。俺なんかパイ…」

「ピンポーン♪」

何の動揺もなくあまりにも速やかに客人のお迎えに向かう大野さん。

爆笑。

 

 

 

木村さんと子ども時代のケガ話をする大野さん。

好奇心が痛みへの恐怖を上回ってしまう二人。

まさかの共感。

 

 

 

「常識と基本をつくられることが非常に嫌いですね。」

「全然かっこよくないですよ、言ってること。」

いや、かっこいいよ。

 

 

 

表現者としての大野さんの

結構深いところにある思いだと思う。

 

 

 

大野さんは他人を尊敬し、表現し創造する人。

そういう人が言うのはかっこいい。

 

 

 

とらわれたりとどまったりしてはいけないのが表現者の宿命。

たとえどんなにつらくとも。

生み出す者たちはみな、

「基本」「常識」との独自の距離感をもっているものだと思う。

 

 

 

言葉というものは同じコードをもった人にしか伝わらない。

だからこそ音楽やダンスは尊い。

 

 

 

「もっと何かすごいことがあるんだ…と思いません?」

どこまでも未知を追い求めずにはいられない。それが創造者の宿命。

日頃大野さんを見ていても感じられることだけど、

こんなふうにテレビで言葉にするのは珍しい。

貴重。

 

 

 

木村多江さんの読み聞かせコーナー。 

木村お母さんに絵本を読み聞かせてもらい、寝かしつけられる大野くん。

機嫌悪めのかわいい幼児。今日はいろいろな役を演じるね。

本当は寝たくないけど、読み聞かせてもらうのはちょっと嬉しい感じ。

ちゃんと絵本を見てる。

たいぶキュート。

 

 

 

でも女優さんのドラマチックな読み聞かせで大野さん眠れず。

「ドラマチックすぎて寝れないよ。アドリブも入ってたし。」

 

 

 

鶏肉の水炊きを作ろうコーナー。

鍋料理をつくるお手伝いの大野さん。

この頃すでに普通に調理ができている。

十代の大野少年も京都でチャーハンをつくっていたらしい。

男性は料理しないはずというのは偏見。

 

 

 

「できるよ絶対。だって絵とかも描けるし、クリエイティブな人だから。」

木村さんから料理することを勧められる大野さん。

今ではもうかなりの腕前。

魚は裁くし、カレーもこだわってつくる。

 

 

 

「マネキンマストアイテム」のコーナー。

テーマは「オーバーオール」。

大野さんのオーバーオール姿が

とてつもなくかわいい。

 

 

 

質感とサイズ感がすごく似合っていて、

緩み加減がおしゃれ。

 

 

 

背中の赤い刺繍がかわいらしくて、

後ろ姿も愛くるしい。

バックショットを見せるときに片足に重心をかけた立ち方が完璧。

うっとりするほど美しい。