CSのホーム開催が決まったものの、もう一つの目標である地区優勝までは越えなければならないものがある。宇都宮にとって宿敵とも言える千葉ジェッツとの2戦。私はどうしてもいまだに天皇杯の敗戦が頭から離れない。勢いに乗せたら絶対ダメなチーム。底力とタレント性は抜群だ。緊張の一戦が始まった。

 選手たちの気合いも十分。だからといって程よい精神状態を保っていたように思う。外からのシュートもよく決まり、なんだか千葉がチグハグな感じに見えたのだが、そのおかげか宇都宮としては気持ちの良い勝利だったと思う。

 土曜日、同地区2位のアルバルク東京が敗戦したため、日曜日の2戦目のこの日、宇都宮が勝利すると地区優勝が決まるという大事な一戦だ。

 しかし千葉とて簡単に宇都宮に勝利なんぞくれてやるわけがない。前半は宇都宮が1点を追いかける形で終え、後半を迎えた。従来の?魔の第3Qではなく逆転し差を広げる展開となった。4Qは若手にPTを与えて勝利。ブレックスは3年ぶりの東地区優勝を決めた。しかし千葉は万全ではなかったように思う。どこかチグハグな感じがこの2試合はあった。CSはまた千葉と当たる可能性が高い。そしてこのまま終わるわけがない。絶対立て直してくる。いや千葉だっけではないか。どこのチームも課題を克服してくるだろう。心して臨もう、ブレックスも。

 

 しかしともかく、目標の一個は達成だよ。

 おめでとう、みんな。