(別のサイトにあげてたものをこちらにも投稿するため内容が一部分かりづらいところがあります。)


なかなか仕事が見つからず、だがしかし働かねばレッスン料が払えないしバスケも観にいけない。とにかく何かしないといけない。でもだからと言ってなんでも良いかと言えばそういうことでもない。もう子供達も一緒に住んでないし遅番でも全然構わなかったので夜も視野に入れて探していたのだが、、、、。


わたしはWEBデザインを学んでいたので、デザイン業界、印刷業界、あとは元々興味のあった教育関連。この辺りから探していて、思い切って塾講師のアルバイトに応募してみた。もう大学卒業してからでも25年は経っている。高校受験は約35年前笑。高校受験程度のテストがあるかもというし、かなり迷ったのだが応募しないと何も始まらないと思い履歴書出すだけ出してみたというわけだ。


いよいよ面接。なんだか申し訳ない気持ちで赴いた。入ってみると講師は皆大学生もしくは院生。教育長も30代に見える。だけどこの方、自分の哲学をしっかり持っていてブレない。良いか悪いかではなくしっかり伝えることができる人だった。良いか悪いかというのは答えはないわけだし、いわゆる常識とか、普通こうでしょ、などいう方が結構多い中、はっきり僕はそういうふうには思いません、と言える人。彼なりの根拠もある。彼の歩んできた道を少し伺うことができたが、彼のそういう背景が今の彼を作っており、だからこそ感謝の気持ちは絶対に忘れないと語ってくれた。今の自分があるのは自分の歩いてきた道に出会ってくれたみんなのおかげだとわたしに話してくれた。その感謝の気持ちが彼の行動に現れていて、その内容を聞いた時わたしは涙してしまった。


前回の「仕事がない」で書いたが、就活の対策や聞かれるであろうことだいたい想像はつくし、上手く言えるかどうかは別だが、通り一辺倒みたいな質問ばかり。やっつけで面接してくれてるのか、工夫がないのかは知らない。これは大企業でも中小企業でも全然関係なくて、人間力というのは箱の問題じゃない。人の持つ名声やステータスではない。年上も下も男女の差でも学歴の差でもない。
思うに、「日本の間違っちゃいけない、手を上げて発表して間違ったら恥ずかしい、失敗したらいけない」。こういう教育が日本を無個性にしたと思っている。だから空気を読み、大人が求める答えをいい、そういう子は優等生になる。大人になって恋人を作った時も良い彼氏彼女を演じ、モテ方を学び、良い妻、夫を演じ、親になったら同じように優等生を育て上げ、自慢する。それが良いことでステータスだと思っている。なんとつまらない人だろう。
わたしは何か心が落ちている時など、一定のサイクルで心に響くような出会いがある。だからこのブログを書き始めたのだし。わたしの良いところ?わたしが良いわけではないが、そういう誰かに救われるというか人に恵まれるような星の下に生まれた気がする笑。わたしは人に恵まれている。


その先生は「横塚さん、僕と似ています。勝手にそう思っててすみません。横塚さんが良ければ年明けに来てください。いつ来れます?」と言ってくれた。最初はチューターから始めさせてくれて、ちょっとずつ内容思い出していきましょう、ということだ。ありがたい。勉強しよう。実は少し復習したが、英語が一番できそうで一番できない。関係代名詞が難敵。なぜなら今ほとんど使わないから。不定詞や動名詞、他のもっと違う言い回しを自然にするようになってしまってる。


復習するかぁ。頑張ろうっと。まあ引き続き昼間のパート探しと、演技のレッスンももう新人じゃなくベテランも入り混じった中での競争になるから、、、本気でやらないとなぁ。老けちゃいられないわ笑