好きなマンガの主人公

私の哲学が形成されるのに十分な影響を及ぼした漫画たち。正直まんま受け入りです笑。

①フルアヘヘッド・ココの主人公、ココがキャプテンバーツの船、sweet madonnaのクルーになり成長する物語。このシーンはお宝を求めて立ち寄った島でバーツがココに語らうシーン。

星空を人と人との出会いと見立てて、人との出会いがなければこの世は「真っ暗闇だぜ」というシーンです。とにかく、主人公ではないんだけど、キャプテンバーツがかっこいい。これ、ちょっとした恋愛もあるんだけど好きな女性に振られっぱなしのバーツが一途に彼女を思い、守るシーンも見もの(彼女は別の海賊船、レッドスケルのキャプテンなので、普段は敵です笑笑)


②言わずと知れた王道マンガ、スラムダンクは高校生の時、部室に置いてて部員が回し読みするから、もうボロボロです。新刊出るたびに部室に並ぶから卒業する時持って帰るの大変でした。その中で一番好きなシーンですコレ。花道のバスケに対する想いの集大成がこの短いセリフにこもってますねぇ。他、山王戦本当の最後のシーン、花道が右斜め45度の位置で「左手は添えるだけ」といって流川からパスをもらうシーンとか選びきれないんだけども。セリフとしてはコレかな。



③当時は映画にもなるほど流行った漫画。青春ラブコメ漫画です。今の若い子に読んで欲しいなぁ。この歳になってもピュアな気持ちになれるマンガです。なんか大人になっちゃうと恋愛がつまらないね。思い出すのはプラトニックな恋愛ばかりだよ。で、(笑)このシーンは私をリセットさせてくれるシーン。青臭いと言われても夢を死ぬまで忘れたくない。そして、自分で動き出さないといけないと、諫め、奮起させてくれる、主人公正太のセリフです。最終巻、寮の仲間たちがそれぞれ新しい人生をスタートし、遅まきながら正太もやっと動き出す決意をしたシーン。恋人にもなっていない、告白もしていない大好きな彼女みゆきを置いて海外に行かなくちゃいけないから、ウダウダしていたんだけどね。


④たぶん一番私の人格形成に影響を及ぼしてるマンガ、ジョジョ。あのね、苦手な女子多いと知ってるけど本当に素晴らしいマンガなのよ。

宇都宮ブレックスのキャップ田臥選手が自身のスローガン、「過程を大事に」って色紙に書いてた時、正直鳥肌が立ったよ。

これは5部の主人公たちのチームの1人、アバッキオが死ぬ時のシーン。アバッキオは真面目な警官だったんだけど、たった一回、甘い欲望に勝てなかったせいで先輩警官が殉職。その先輩が、アバッキオが死んだ時の魂に語りかけるセリフ。この5部の敵は過程をすっ飛ばして結果だけが残るという能力のスタンドを持っている。作者が過程を蔑ろにして結果重視の風潮に警鐘を鳴らしているのがこのジョジョの5部のテーマだ。

「結果だけを求めた時、人は近道をしたがる。大切なのは向かおうとする意志。いつかは辿り着く。向かっているのだから。」


⑤そして私、ホットパンツの由来は、ジョジョの7部 steel ball run に出てくる女性の登場人物の名だ。第7部はまさしく主人公ジョニーが文字通り歩き出す物語。ここに出てくるホットパンツはある悔恨の念からこのSBRというイベントに参加する。強くかっこよくかわいく、そして弱い女性。主人公ジョニーのある意味サポート役の彼女だが、彼女の苦しみが時に切なく魅力的なのだ。人は大いに悩み、迷い、その苦しみを経験しないと魅力的になれないんじゃないのかなぁ。

この7部はそもそもジョジョの中でも大好きなシリーズ。ジョニーが歩き出すために、ジャイロツェペリは重要な役割を果たし、とても人気のキャラだ。かっこいい。なんというか、読んでいる私にとっても「歩き出す」物語なのだ。うまく説明できないが、解釈を間違えるとただの少年漫画。しかし哲学がしっかりしている漫画。ジョジョは奥が深いんだよ。大好きなシリーズから名前を拝借したっかったっていうのもあるかね、ホットパンツの。

 挙げたらキリがないから、今回はこれだけにします。かなり好みが偏ってるかもしれないし、あまり女子には理解されづらいんだけど。気が向いたらこの作品たちを読んでみてください。



 

 

 

 

 

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