宇都宮ブレックス 比江島慎選手
(マコさんの写真は、この内容のイメージ像です。内容はあまり関係ないです)
マコさんの表情を見ていると、本当に優しい人なんだなって感じる。
オンラインサロン内で受けるサービスや、ほかSNSなどで時折見せる言葉や表情、いろんな立場の人のいる中でもそれぞれに気を遣った言葉を選んで発言してくれているなってわかる。
私たちは1人では生きていられないし、人間同士の関わりの中で生きている。だからどうしてもわかってしまうよね。同じ言葉でも発する相手の表情や態度でわかってしまう。この人は本当に自分の事を思ってしゃべってくれているのか、、、
優しい言葉でも人のことを下に見るような表情。きつい言葉でも寄り添い、相手の今後を考えた発言。知らず知らずのうちに私たちは体で理解してしまう。
ある時、お互いに知ってはいたものの、それすら知らないふりを続けるだろう人がいたのだが、そのひととたまたま近くで顔を合わせる機会があった。そのときは急いでいるふりをして軽く会釈してやり過ごした。なんとなく気まずい感じ。その後程なくしてまた会ってしまった。どうやら目的地が同じらしい。2回目なのだからとりあえず挨拶や軽い言葉は交わしておいたのだったが。その後、なんとなく気まずい私は少しタイミングをずらして目的地へ向かったのだが、その目的地でなんとまた顔を合わせてしまった。目的地は人混みの中。あれだけ人がいる中で、どうしてまたしかも正面からぶつかってしまうのか。その時の彼の表情がとても穏やかで優しかったのを覚えている。彼はきっと人見知りだ。話しかけない方が彼のためだし、気を遣わせると思っている。だからこちらも知らないふりをしていたのだが、だが、彼はとても優しい顔で微笑んでおり、
「お先にどうぞ」と言ってくれた。
「いえいえ、先に行ってください」
優しい表情で軽く会釈をし、彼は先へ進んで行った。
よくあるエピソードな気もするが、相手によってはめんどくさい態度もされるし、話しかけるなオーラを出す人もいる。人間関係って難しくて、私は誰にでも話しかけてしまう方だから、人によっては鬱陶しいタイプだと思うよ。だから距離感つかめない相手には気も使うし、空気を読もうとする。
さっきのエピソードの彼はそういう雰囲気を出さない人だった。おとなしくてなかなか他人と仲良くなれない感じな彼であるが、人間性というか心の底の底にある部分がとても優しい人、なんだな。
後にも先にも、これ以上は関わり合わない彼であるがとても私に温かいものをくれた彼でした。
ただのそれだけの、それでいてとても影響のある、こんな出会いもあるんです。