先日アップした動画
これについてさらに解説していきます
◆占いは統計でも科学でもない
以前からお伝えしているように
占星術をはじめとした「占い」は
統計でも科学でもありません。
「因果関係」が証明できないものですから。
ただし経験値から「統計的」に
みていくことはできますけども
根源にあるものは統計ではないんですね。
新月や満月に出産や事故が多いとはいえ
みんなが出産したり
事故を起こしているわけではない。
だから「因果関係」は証明できない。
その辺のお話はMBAで統計と2年学んだ
占い師さんのこの記事がわかりやすいと思います。
※占いは統計学なのか…なにも知らない占い師たち
ですので占星術なら
「天体配置」と「現実の出来事」の間に
「相関関係」があるという
前提で読み進めていきます。
◆そもそも西洋占星術とは
「上なるものは下なるものと似ている」
これは、錬金術の始祖ヘルメスが残した言葉です。
古代より天上の「大宇宙」と地上の「小宇宙」は
同じ神から生まれた根源を同じくしているものであり
呼応し合っている と考えられてきました。
西洋占星術はこの呼応を読み解く智慧で
大宇宙の10の天体の配置から
小宇宙の地上のわたしたち個人の内面と
それに伴う行動と現実を読み解くことができる。
繰り返しになりますが
私もあなたも、この地球のすべてのものも宇宙も
みなすべての根源が同じだ
という考えを前提にしています。
だから根拠を明確に
説明も証明できるものではないのです。
ですから西洋占星術は
神秘学でありオカルト領域なのです。
でも、それを有機的かつロジカルに説明
することができるのですよね。
◆占いって恥ずかしいですか?
このメルマガをご覧になっている方は
天体配置と私たちの間に
なんかしらの関連があることを
感じていらっしゃるから
今もこうやって
ご覧いただいていると思うのですが。
ですが、占いを信じていると周囲から思われることは
現代社会ではいまだに恥ずかしいことのようですし
私もたまに正面から占い師であることを
馬鹿にされたり蔑まれる言動をされることがあります。
(そういうときは「失礼じゃないですか」と
はっきり言いますけどね)
私は占星術師で占いを生業にしていますし
そのことをまったく知らぬ人に
言うタイミングは見計らいますが
この仕事をもう恥じることはありません。
でも、以前の私は
占い師である自分を受け入れきれなかったし
こんな根拠がない怪しいものを
仕事にしている自分って一体どうなんだろう。。。
好きでいいものだと思うけど世間体が気になってしまい
葛藤がつねにありました。
◆星占い?大好きですよ!
葛藤のある時期は私は他の占い師とは違う。
占星術は星占いじゃない。
というアピールをしていましたし
「占いは嫌いだけどほともこさんの占いは好き」
と言われては喜んでいました。
いやいや。でもね。
他の占い師さんの存在があり
諸先輩の存在と積み重ねがあるから
わたしはこうやって占星術を多角的に学び
発信することができ仕事にもできました。
またメディアから星占いの執筆があれば
西洋占星術の知識をフル活用して
使えて楽しめるものになるよう私は提供しています。
占星術をまじめに学ぶほど
エンターテイメント要素をもって
楽しく分かりやすく伝える
星占いの記事を書くことの難しさを痛感しています。
※参考記事
12星座別・恋の悩みに効くロマコメMOVIE。ハッピーに恋愛するコツを映画のヒロインに学ぼう(マガジンハウス GINZA WEB)
そもそも星占いがあったから
わたしは西洋占星術を知り
西洋占星術を学ぼうとおもったわけです。
エンタメ的な占いを否定したり
占星術は学問アピールをすることで
自分は怪しくない!
と全うなふりをしていることこそ
自分自身が「占い」というものを蔑むことをしていることだし
それは「占い」を仕事にしている自分を否定している
と気づいてからもう否定することは止めました。
言い訳も止めました。
すると不思議なことに
面と向かった馬鹿にされたり蔑まれることが減り
逆に西洋占星術や占いに対して肯定的な人たちが
周りに増えていきました。
最近は
「占いは嫌いだけど、ほともこは違う」
という方にも
「私は占い師ですし、仕事のツールである占いを
私がいる占い業界を蔑まないでください。」
とはっきりお伝えするようにしています。
◆スピ業界でも差別される「占い」
占いって面倒なのは
スピリチュアル業界で
チャネリングなどをしている人からも
蔑まれることが珍しくないのですよ。
依存させる、だまされる、決めつける。
そんなイメージが強いのだと思います。
だから「占いではない」とあえて強調する方もいる。
ですが、私が思うに
スピリチュアルな方のリーディングにしても
ホロスコープを読むことにしても
今生きる世界の常識や思い込みをこえて
大きな視点で物事をみること
そして「集団意識」という私たちの
意識の集合体にアクセスして
情報を伝えるといういみではツールが違うだけで
やっていることが同じなんではないでしょうか。
ならば提供するものの質を上げていこうと
思うようになりました。
◆重要なのは占術ではなく、それをどう扱うか
そして、占いにも
西洋占星術、タロット、ルノルマン、
四柱推命、算命学、易
と様々な占術があります。
そしてこの占術だから当たる!最強!
というアピール方法もよく目にします。
広告としてそういう文言が必要なのもわかるのですが
どの占術がすぐれているかではなく
占術をいかに使いこなすか
つまり占術を使う人の意識と技術
というものが一番重要だと思うのです。
それは、刃物と同じで
凶器にも優れた道具にもなる。
占いも心の深い部分にふれるゆえに
刃物と同じく使う人によって
まったく違うものになるものです。
◆占い師は見えない世界の通訳
だから「これがあれば大丈夫!」
と妄信するのではなく
そのものの実態を知り学ぶことで
限界をしることができるし
同時に活用することができるようになる。
だから私は占いは「信じる」ものではなく
「活用」するものだと思っています。
とはいえ、すべての人が
西洋占星術を学ぶ必要があるとはまったく考えていません。
占い師はホロスコープの通訳者であるので
あなたのお気に入りの通訳者をみつけて
その人から得た情報を
自分なりに活用していけばいいと思いますし
わたしも読者の方の
選択と行動を後押しするという意味での
活用できる占いを目指しています。
◆2020年からは占星術の時代!?
上記で少し触れましたが
2020年12月に木星と土星が水瓶座で重なります。
水瓶座は地域や時代を超えて通用する
普遍的な原理原則を求めるサインで
一見関係のないものの間に共通点を見出し
繋いでいく性質もあります。
そういうことから
「占星術」も水瓶座が象徴するのです。
とするならば、宇宙の天体と私たちとの間の
相関関係があると考える
西洋占星術がもっと社会に受け入れられ
活用される時代になっていくのでは
そういった意味でも、今から西洋占星術の
仕組みを学ぶことは時代を先取り
することになるかもしれませんね。
3/29(土)11時半スタート
ZOOMによるオンライン講座です。
ネットにつながる環境ならば世界のどこにいても受講できます。
3/27(金)24時までにあと一人お申込みがきたら開講いたします。
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