私はアメリカに来てすぐに、
義父と一緒に暮らした。

hmdcのブログ-ファミリー


普通アメリカでは、
同居をする人は少ないのですが、
その頃義父は、
義母を亡くして一人で住んでいて、
体調を崩す事が多くなり、
My Husbandが心配していたんです。

義父は南カリフォルニアに住んでいたし
私たちは北カリフォルニア。
車で行ったら片道7時間くらい。
遠すぎたのもありましたが、
私の日本人気質が出てしまって

『一緒に住もうか?』って
言ってしまった訳です。
ま、
男性だし、
日本での同居と違って
トイレやお風呂が別だったから、
どうにか長~く一緒に住む事ができたのかも。




おじいちゃんからは沢山教えてもらったな~。
私にとってアメリカでの生活は、
すべてがはじめてな事ばかりだったし、


もちろん、
おじいちゃんは日本語は全く話せなかったけどね。

私が泣くまで、
同じ事を何度も言わせたりもしてたな~~
それも、
日本人が一番苦手な
"RとL"
の発音。

"Santa Clara"

これは今でも忘れないな~~
今思い出すと笑っちゃうけどね。
その時は本当に泣いたわ(笑)


お年寄りは、
世界共通、
昔話が大好き!!(笑)

私も同じ場所に座って、
何時間も聞かされた思い出がありますね~~。


そんなおじいちゃん、
マナーも厳しかったです。

色々とあげればきりがないけど、
ディナーテーブルでの躾は厳しかった。

自分のお皿に取った食べ物を残してはいけない。
それは、どこの国も同じだと思うんだけど、
食べ終わるまで席を立てなかったから、
一番上の息子は、
小さい頃から野菜が苦手で
いつも食べれなくて、
ずっとテーブルから離れる事ができなかった。

で、ある日、

引っ越しの時に驚きの発見!!

息子が座っていたディナーテーブルの椅子に
子供用の
ブースターシートをつけてあったのだけれども

hmdcのブログ-椅子




それを取り外したら、
なんと
ドライになった野菜達が@@

息子は、野菜を食べれなくて
そこに、隠していたらしい。
(笑)

子供もなかなか考えるよね~~。



そして、本題。

私はおじいちゃんと暮らすまで、
アメリカのナイフとフォークの使い方が
ヨーロッパと違うという事を知らなかった。



さっきも書いたように、
お年寄りは昔話が大好き!!

そこで、歴史が出てくるんだけど、
書くととっても長くなるのでやめときます。


日本人が知っているナイフとフォークの使い方は
ヨーロッパ式なんですよね。

ヨーロッパ式のナイフとフォークの使い方をすると

おじいちゃん
とっても怒ります。

hmdcのブログ-おじいちゃん、怒った顔





例えば、
日本人が韓国のように、
お茶碗を持たないで食べたりすると
怒られるでしょ。

そんな感じ。。。かな?



アメリカ式は

ナイフは右手、
フォークは左手。

食べ物を切ってから、
ナイフは置いて
フォークを右手に持ち替えて
食べる。

hmdcのブログ-ナイフ、フォーク


フォークで食べる時は、
左手は膝の上に置く。
左手は、
テーブルの上には置いてはいけない。


今はおじいちゃんはもういない。

厳しくしかってくれる人がいなくなっちゃって
子供達もちょっとだらけているような気がするけど、

うちの場合、

私が年を取ってきて、
どうしても和食が多くなってきているので
フォークとナイフを使う事が減ってきている今日この頃。



麺類を食べるときなんかは、
とっても面白い。

hmdcのブログ-健太ラーメン


みんな、
日本人みたいに音を立てようとするのだが

できない。



普段音を立てないで食べる癖がついているから

結構難しい。

私も最近できなくなってきている。

テーブルマナーって難しいよね。

でも、子供には外に出て恥ずかしくないように教えておかなくちゃ。



『郷に入れば郷に従え』

ですね ^^