ラスベガスでの最終夜を満喫した私達に待っていたのは
更なる冒険だった…
翌日ラスベガス～LAの空港までは
旅行会社から勉強の為に来ていたゆーこさんと一緒だった。
ラスベガスの空港でフライトの出発が遅れ
悪天候の為とアナウンスされていたけど
いやいや、天気全然いいですから…
どう考えても航空会社のミスだと思われる。
オーバーブッキングだと思うんだよ…
ちょっとここから不安要素が
出発２時間くらい遅れてLAに到着するも
もう日本へのフライトには間に合わない。
確かアメリカン・エアラインだったけど
そのカウンターには次のフライトに間に合わなかった人が
案の定詰め寄っていた。
「これからどうしよう…」と暫く３人でうなだれていると
同じくラスベガスから一緒だった日本人男性の団体が
明日の同じ時間のフライトに乗れるし
今日の宿まで手配してもらったと言ってるのを聞き
私達も交渉する事にした。
カウンターで対応してくれた黒人女性は
自分達のミスを認めると
ホテル手配が航空会社持ちになるのを避けたかったのか
なかなかミスを認めない。
でも、先程の男性の団体がホテル手配してもらったと聞いたと言うと
渋々私達にもホテル手配をしてくれた。
フライトも明日の同じ便に乗れるそう！
これはラッキー
けどその黒人女性、その場で解雇されていた…
マジですか… アメリカン・エアライン…
多少の申し訳なさを感じつつ、背に腹は変えられない。
だって色々考えたもんね。
LAから別便で韓国経由で帰る方法とか
新たに航空券を数１０万出して手配するとか。
仕事をこれ以上休む訳にはいかないし。
まだ当時はネットもそんなに進んでいないから
携帯で色々検索する術もなかった。
だからホッとしたよ～。
って事で、私達はもう１泊LAの夜を過ごす事になった
…と言っても、この１年前にやはりLAで
夜道を歩いていてヤンキーに追いかけられた経験があったので
情報あまりない中でLAの街中をうろつくのは
突発的過ぎてちょっと怖いし。
結局ホテルライフを満喫しただけw
ずーっと遥か彼方へ続く金色の絨毯なLAの夜景を
しっかりと又焼き付けて。
美味しい食事をして、快適に寝られる部屋があって
もうそれだけで十分です～。
まったく最後まで、冒険の旅になった
そして翌日、無事に帰国。
まだ子供もいなかった私の帰りを一番喜んだのは
当時飼っていた愛犬だったわ
トレックアメリカに参加して何が良かったか。
世界各国から集まった友と出会えたこと。
日本にいたら決して経験できない事をたくさん経験し
観る事もない景色をたくさん観られたこと。
…そんな事はもちろんだけど
おそらくそれとはもっと別な意味がある。
「どうして海外に行きたいの？」
最近ある大切な人からそう聞かれて
少し考えてこう答えた。
「観た事のないモノを観たいから」
それは景色とかだけじゃない。
自分が今ここに生きていると言う実感。
そこに存在するモノとの共生。
そこを訪れた後に感じるもの。
そしてその後の自分自身の生き様。
それらを観たい（感じたい）からだと
漠然とだけど、そんな風に思うのかな。
きっと未知なるモノが好きなんだ。
未知なるモノと出会ったり
時にはハプニングがあって冒険になったり
そんなのも楽しめる心の余裕も持ちたい。
そして何があってもブレない自分の確立も。
そんなモノが欲しくて
私は又どこかを旅するかもしれない。
※これにてトレックアメリカ振り返り記事は終わりです。
気まぐれアップにお付き合い頂き
ありがとうございました